1on1に大事な「セッティング」という考え方を学ぶ
1on1に困っている人いませんか?「いつも雑談で終わっちゃうんですよねぇ」という上司の人の声をよく聴きますから、お困りの方も多いんじゃないでしょうか。
しかし、たとえ努力してみても話術というのはそんなにすぐに上達しません。得意でもないのに苦労してアイスブレイクをするような失敗もしたくないですよね。私は実際にした失敗ですので、つらさはよくわかります(笑)
さて、ではアイスブレイクが苦手な人はどうすればいいのか。緊張感のない1on1はどうすれば有益なものになるのか。ユーモアが苦手な人でも、最小限の力で最大限の効果を発揮できる方法を教えます。
それは環境を整えることです。専門用語では「セッティング」といいます。
今はオンラインのやりとりが普通なので、観葉植物を置いたりお香を焚いたりといったことは直接的にはできませんけど、他にできる方法もあります。メンターが身だしなみを整えたり、フォーマルな服を着ることです。白衣を着るのもおススメですが、チャレンジングなので出来る人だけやってください。こうすることで相手に安心感を与えることができます。
また、面談の前に決まった言葉を言うことで、メンティーが話しやすいように心理的な安心感を演出することができます。私は、以下のようなことを面談のはじめに言うようにしています:
こんにちは。今日はお時間をいただいてありがとうございます。面談に入る前に2つお話します。まず、ここで話した内容は外に口外しないことを誓います。安心してお話してください。そして、話しづらさや違和感を感じたらすぐに言ってください。
こんな感じです。
まとめると、物理的な環境設定と心理的な安心感の演出を面談の最初に行うのが大事だということです。面談は相手に気持ちよく話してもらうことを重視しますから、アイスブレイクを行うよりも信頼感の構築を意識してやってみると良いと思います。
それでは、よき1on1ライフを!
私との1on1に興味が出た方は以下からご連絡ください。
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