経験がものを言う × 能ある鷹は爪を隠す の最強コンビ


母親の弟が自殺した。去年の6月に。


きのう母親が通帳やらなんやらを整理してる時に

『バカだよね〜なんで死んじゃったんだろう』

ってボヤいたのよ。

確かにそう。未だに著名人の自殺にも

私は心の中でモヤッとした感情を捨て切れないでいる。

それはあんなに素敵だったのに、かっこよかったのに、綺麗だったのに、人生楽しそうなのに。

とかいう感情ではなくて

自殺できる勇気があってすごいなって

楽になれたならそれでいいよって

亡くなった方の周りを取り囲む『なんで死んじゃったの?』にモヤッとしてたんだなーって気付いた。


人には人の地獄があって周りの人がそんなことで〜とか自分の物差しで人を測ってはいけない。


例えば私だったら

家に他人がずっと居座って家族面されると徐々に心が病んでしまうし

父親の家庭音ですら気になって家出したくなるし

人が人に怒鳴り散らすのを見るとなんであんなに不機嫌なんだろうって気持ちが狂うし

ちょっとしたことでもうやだ全部辞めた〜い!ってなる。


経験がものを言うって言葉があるけど、

人が辛いと感じている時に相談したら

『わたしがハタチそこらの時はこうだった』

とか

『わたしなんてこうだったからあなたは大丈夫でしょ』とか。

経験がものを言い過ぎちゃうのはダメよね。

ひねくれた私には若干の武勇伝を足しているようにしか聞こえない。

から、自分の経験は知識だけに生かして

さりげなく寄り添ってあげることが大事だと思う。


もしかしたらその相談の乗り方は

その人をもっと苦しめているかもしれない。


相談っていうのは意見が欲しいわけじゃなくて

ただただ寄り添って肯定してくれて正してくれるようなことを求めてしてきてくれているんじゃないかなぁ。


相談は乗ってあげている けど

私に相談してくれている を

肝に銘じて人間関係を築いていきたいですね。


お昼食べてきます。





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