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日米国際カップル発達凸凹日記 診断までの経緯と目次

どうもコニツワ〜もちマです🥦

この記事では、夫はちみつの発達障害の診断を受けるまでの経緯と、詳細の記事につながる目次を書いていきまする!

発達障害夫:はちみつ(2023年6月ADHD/ASD診断)との結婚生活で、俗に言うカサンドラ症候群の症状が出てしまい、様々なFacebookコミュニティやカサンドラコミュニティに参加してきました。するとそこではほとんどの妻が、夫の非常識さに対して愚痴を言い合い、夫を罵り合い発散するだけで、そこにはひとつも夫婦関係の解決の糸口などありませんでした。

何度も離婚や別居を意識するなど葛藤を経て、発達障害の夫を見限るのでもなく、妻だけが犠牲になるのでもない家族の在り方を模索してきました。最近やっとこさ「夫を尊敬し、夫に愛される妻」として結婚生活に幸せを感じ始めました(結婚から3年!)。な、長かった笑

このnoteはこれまでのざっくりとした経緯と、詳細に対する目次として書いていきたいと思います。

誰かのお役に立てたら、という思いよりも、今この状態までを客観的に振り返りたいなという思いで書いていくので、ご参考になる部分は少ないかもしれないですが、読んでいただけますと嬉しいです。

診断までの経緯

美しく自由奔放な大学生「はちみつ太郎」

2016年、島根大学に留学生としてやってきたはちみつ太郎とベストフレンドになったもちマ。
自信が過剰だったり、反対に自信が全くない同年代が多い中で、彼の浮世離れした雰囲気、周りに流されないマイペースさに惹かれ、だんだんとはちみつとの交際や結婚を意識するようになりました。
2018年1月に結婚を前提にお付き合いをスタートし、ベストフレンド時代、「結婚を意識すれば変わるか」と思っていた「浮世離れした雰囲気」は全く変わらず、魅力的に感じていたはずのはちみつの独特な雰囲気が、今度は小さな違和感として積み重なっていきました。

関係性が変わっても「変わらないはちみつ」

2019年末、正式に婚約後もずっと変わらないはちみつに対して私の違和感は募り募って、婚約破棄を決意しました。2020年末に結婚して、2021年末娘が生まれたことで積み重なった違和感は確信に変わることになります。学生時代からデート時代、婚約時代、初婚時代、ベストフレンドから夫、父に段階的に関係性が変わってきても「変わらないはちみつ」。無責任フリーライド決断しない頼りないと日々積み重なっていた不満の原因は、私に対するはちみつの愛情が不足しているからだと解釈していました。しかし、溺愛しているはずの娘に対して物忘れや責任感がないような行動を連発してしまうはちみつに対して、はちみつ自身がショックを受けたようで、通院を決断してくれました。ここで私は今までのケンカの原因や私の不満は、はちみつの愛情不足ではなかったことに気づき始めました。

2022年1月夫が心療内科に通い始め、
丸1年後2023年1月にADHD/ASDと判定され、
半年後の2023年6月にADHD/ASDと正式に診断され、障害者手帳を受理されました。
2023年1月の仮判定(診断前の状態)では、「やっと、わかってもらえた」と安堵する気持ちが大きかったものの、いよいよ6月に障害者手帳を手にした夫を見ると「治らない夫」に対して漠然とした不安が込み上げてきました。「私は一生、この『治らない夫』を介護していかなきゃいけないの?」「ずっと犠牲を払い続けるのは私なの?」と。
ですが、ある日、娘と夫が見ていたクマのプーさんをふと見ると、登場人物の一人ひとりが発達的な特性を抱えていることに気づきました(ピグレット:不安障害、イーヨー:うつ病)。それぞれの特性が災いして事件やアクシデントが起こってしまいますが、それについて誰もその特性を「治そう、直そう」としていなかったのです。
そしてふと、「私は、はちみつというキャラクターを愛していただろうか」と思いました。ピグレットが「どどどどどどうしよう」といつもテンパっていることも、イーヨーがいつも絶望的なことも愛しているはずなのに、はちみつに関してはずっと疎んで、頼り甲斐がある夫に修正しようと無意識に思っており、ありのまま受け入れて愛することができていなかったんです。

2024年1月、結婚から丸3年、カサンドラ状態だった妻が、夫婦関係を見限るのではなく、犠牲を払い続けるのではなく、夫と良い距離感で愛し合い尊敬し合う方法を見つけるまで、

その過程を以下で詳しく残していこうと思います。

目次

  • 無責任・フリーライド・決断しない・優柔不断 ソンな発達障害の特性

  • お困り感を感じないと通院には繋がらない 溺愛する娘に対してのエピソード

  • 通院、診断は夫婦関係改善のきっかけに 診断までにやったこと

  • 義母🇺🇸「息子は天才。日常生活のサポートができない妻が悪い」で診断協力を拒否

  • 正式判定: 夫は障害者。生活の不安より誰かがわかってくれたことで安堵の方が大きい妻

  • 正式診断:「治らない障害を持つ夫」と向き合う不安

  • 「くまのプーさん」に見る神の愛

  • こだわりが強い=一般の人のこだわりには無頓着

  • 義母🇺🇸「やっぱり息子は小さい頃から発達の特性があったかもしれない」2023年11月

  • 発達障害を持つ方の配偶者の心得(経済的、時間的、空間的余裕を担保する)(内の意見は聞かず外の意見にはすぐ従う発達障害の特性を理解する)

カサンドラ状態で孤独を感じている全ての妻が、解決の糸口を見つけられますように。


サポートいただけますと感謝です。ーおもちみつ