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「家帰りたい」私がクリスチャンになった日。

 幼い頃から、私はいつも「早く家に帰りたい」と思っていた。どれくらいいつもかと言うと、家にいるとき、眠りにつくときまでも家に帰りたかった。もうすでに家にいるのに。こんなこと言うと変な子だと思われるかな、と周りの誰かに話すことこそしなかった。けれど、この感覚は大人になってもずっと続いていた。

中国のマザーテレサ

 中国に留学中、私は人生で初めて他人にその話をした。2017年当時、北京の大学近所のインターナショナル教会に通っていた私は、ある中国人女性と出会った。彼女は日本でも有名な日本語同時通訳者で、私を何度か家に招いて、料理を振る舞ってくれた。

 ある日、彼女は私の「家に帰りたい」話を聞いて、

「祈ったことありますか?」と私に聞いてきた。
突然。
もちろんない。あるはずない。だって、そのとき私はクリスチャンになろうだなんて考えたこともなかった。
「バイブルスタディーに3年も通って、いろんな人があなたのために祈ってきたことがわかります。あなたは友達を通して神様に繋がっているけど、自分自身で祈り神様の恵みを受けることをしていません。」
いや、待って。恵みとか要らんし、間に合ってます。それに私の理解の範疇では、まずクリスチャンとして洗礼を受けて、祈ることはその次なのでは...? 神様がいるって信じてないのに祈るとか大丈夫?不謹慎じゃない?しかも私、寮にルームメイトいるし、祈る場所なんてないし勇気もない...。(というか家帰りたい話からなぜ、祈る話になってるんだ?こじつけ〜!)


「しばらくルームメイトは部屋にいないと思いますから、ただ祈ってみて」


えええ....
天の父なる神様...!とかの常套句知らないけど...


「ただ、神様に話しかける感じで大丈夫です。」

ルームメイトの置き手紙

 寮に帰るとルームメイトからの置き手紙。
「今日から彼氏と2週間旅行に行ってきまーす!」

え?
(私は短期の留学生で、ルームメイトは長期の留学生だったので、ルームメイトはちょうど長期休みに入っていた。)

これは...
祈ってみるか...?

部屋に一人、こんなに緊張することはあっただろうか、「イエス様...」と祈り始めると、

なんだこの感覚は。
突然の安心感。

「ついに家に帰れる...」

不意に涙がこみ上げてくる。

『God, You are my home.』

その日から、私はクリスチャンになった。
一生神様にしたがって生きていこうと決めた。

は?何それ信じられんキモ!って思ったそこのアナタ。

大丈夫。私もまあまあキnモ!って思ってる笑
今でもこのときの感覚は忘れられないし、自分キモいな2%、神様すごいな98%という感じ笑。

初めて祈ったときに感じたあの安心感、いままで感じたことがなかった。
大人になったら漠然とした不安感は消えると思ってた。
でも歳を重ねれば重ねるほど、誰かのモノサシで自分の人生をはかって、不安は大きくなってた。
眠りにつくとき、小さい頃みたいに安心に包まれて眠ることを忘れていた。

このまま続けたらポエムみたいになってまた自分キモってなりそうだからここらでやめる笑。

ぜひ祈ってみてね。今日あった嬉しかったことや重く感じてることをすべて神様に話してみてほしい。きっと答えが見つかります。

サポートいただけますと感謝です。ーおもちみつ