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「私痩せたでしょ!?」と言われて思った事

数年ぶりにお茶をした知人(友人と言うには浅い関係)に
「私痩せたでしょ!?」
と言われた。

言われてみればそうだなと思ったので
「マスク取った顔を見たら顎のあたりがシャープになってるなって思ったよ」と伝えた。
これは本心ではあるが、やはり
「私痩せたでしょ!?」と言われた上で
瞬時に痩せた部分を探してひねり出した言葉だった。

具体的に何キロ痩せたかは知らないが、
もし自分だったら、と考えると5キロ以上は痩せないと
人に「私痩せたでしょ!?」と言ったとしても
気付いてもらえないだろうと思っているので
彼女もきっと5キロ以上は痩せたんじゃないかと思っている。

私も常日頃「痩せたい」と思っているのだが
人に「痩せたね」と言われるために痩せたいわけではないし
自分の本当の体のラインなんてビキニの水着でも着て人前に出ない限り
自分しか知らないものである。
何が言いたいのかと言うと
他人の目を気にして自分の体型を気にしても仕方ないということだ。
私が数キロ太ろうが数キロ痩せようが、
人は気が付かないし、気が付いても言ってくる人は多くはないし、
陰で言われたとしても、それがなんなのさ、という事である。
常に「痩せたい」という思いが付きまとっている人は多いと思うが
ダイエットってやっぱり自己満足の世界だよなぁと思った。

40も過ぎれば痩せた太ったに付きまとうのは病気の二文字。
「痩せたね」も誉め言葉になるとは限らないのだ。

件の彼女が痩せた理由は、
病気にかかったことがきっかけで食生活を見直したから
だった。

一番考えるべきは「健康」なのだと改めて思った。



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