”個性”ととことん向き合うヒト-北野ラボオーナーパティシエ・吉水さん-
みんな違って当たり前。ヒトも、フルーツも。
そう語ってくれた、北野ラボオーナーパティシエ・吉水さん。
記事タイトルは、そんな吉水さんの2023年の目標だと年始にそっと教えてくれた言葉を選びました。
吉水さんが大好きな作家・コピーライターであるひすいこたろうさんの言葉だそうです。
私は思わず、点と点が繋がる音がしたようなことを今日のことのように思い出します。
クラファンスタートして2日目、応援有難うございます!
おかげさまで北野ラボクラフトフルーツプロジェクト、
目標金額の200%以上達成、サポーターも40人に到達しました!
本当に、本当にありがとうございます!!!
我々の挑戦は始まったばかり。
一人でも個性溢れる美味しさが届きますようにと願いを込めて、クラフトフルーツで繋がる仲間を探す旅を続けていきます。
ここからの発信について。
文字数の関係でプロジェクトページに載せられなかったストーリーもお届けできたらと思っています。
どうか、最後まで読んでいただけますように。
”自分は全然秀でるところがないと思っていた。”
2023年の目標を立てられたその心について問うと、こう返ってきたのです。
”やりがいがどこにあるのか”ということをずっと自分の中で問いとして持っていた吉水さん。
何者かになるために何かを見つけて、そのためにいい大学に行かないといけないという世の流れ。
当時のご自身にとっては、大学に行く意味って?勉強する意味って?
と思うようになっていたそう。
そんな中でも、”やりがい=自分自身の好きだって感覚”を大事にしようという思いに振り切っていきます。
自分の好きを活かせる場所で生きようと、吉水さんはケーキの世界に入ります。
そして、出身地である岡山県・倉敷市で開業することに。
※現在は息子さんにバトンパスしておられます。
偶然の積み重ねで出会った個性豊かなフルーツたち
岡山県は桃の産地。
吉水さんの同級生には桃園で働く方もおられたそう。
同級生の桃園に訪れた際に、傷んでしまったりなどと一般流通させられない理由で廃棄物がいっぱい出ているのを目の当たりにします。
そう同級生から声をかけられたことがきっかけで、フルーツの個性に関心を掻き立てられるようになります。
その子にはその子の活きる道がある。
廃棄になるようなものも、救われる道があるんじゃないか、って。
次第に、吉水さんは自らフルーツ農家さんを探すようになりました。
フルーツ農家さんと出会うたびに、別のフルーツ農家さんを紹介してもらったりするなど、フルーツ農家さんとの繋がりやフルーツとの出会いに夢中になっていったのです。
傷んでしまった子たちも、これを皮むいていいとこだけ取って、と処理している、と食べられる部分に限りが出てしまう。
それだけではなく、手間がかかるだけで採算も合わない。
そんなことをするお菓子屋さんは誰もいませんでした。
でも吉水さんは、その子たちの可能性を信じて疑わなかったのです。
1人1人が好きなことやってないと、イキイキとは絶対ならない!
お仕事に関しての思いにも、吉水さんの思いが滲んでいたのです。
ヒトも、フルーツも、”個”を大事にしたっていい。
その先に喜んでくれる人がいるはず。
我々の挑戦は始まったばかり
目標金額は、サポーターの皆さまのお力があってこそ達成できました。
でも、本当の目標は”1人でも多くの方にクラフトフルーツの魅力を届けること”。
引き続き応援・SNSでの情報拡散のご協力よろしくお願いいたします!
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