キャベツくん
今日は大好きな絵本のお話です。
8年間保育士をしていた、おもちです。
保育園 と 障がい児入所施設 で働いていました。
子どもも大人もみんな大好き「長新太」
長新太(ちょうしんた)。
名前からして、すごいお話描きそう。
初めて長新太さんを知ったのは、保育士を志して勉強していた学生時代。
絵本には、いろいろな種類があると言う話から、「ナンセンス絵本」と呼ばれる絵本があることを知った。
ナンセンス絵本とは、日常ではありえないような設定の絵本。
でも、ただただぶっ飛んでいるわけではなく、ちゃーんとまとまっている。
長新太さんの描く絵本は、そのナンセンス絵本に分類されるものが多い。
生活に密着したお話も描いているけど、ナンセンスのインパクトが強すぎて、ナンセンス絵本の人になっている。
有名なところだと『キャベツくん』。
名前から安易に想像できる。
主な登場人物は、2人。
まずは、主人公のキャベツくん。
頭はキャベツ、体は人間。
人間と言っても、キャベツ色。
服を着て、2本足で歩いている。
続いて、ブタヤマさん。
こちらも想像通り。
ぶたが服を着て、2本足で歩いている。
人のように生活しているけど、ちょこちょこ「キャベツ」や「ぶた」の要素が出てくる。
お互い、その部分をつつき合って、びくびくしたりしている。
かなりシュール。
「うそでしょ。」と思う展開もあるけど、なんだかあたたかい。そして、憎めない。
設定としてはありえないけど、全然違う次元の話ではない。
シュールで、あたたかい。それが『キャベツくん』。
ナンセンスなんかじゃない。
センスがありすぎる。
ちなみに、『キャベツくん』はシリーズ化されている。もちろん『キャベツくん』は大好きなのだけど…
いちおしは、ブタヤマさんがメインの『ブタヤマさんたらブタヤマさん』です。
* 画像はクワズイモです。
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