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宿の繁忙期 怒涛の勢い夏休み 2022年7月/8月

[月刊おみやど7・8月夏の創刊号]

田植えより1ヶ月、一度除草をしているおかげでまだ雑草に困るほどではない。
しかしながら、真夏の草の伸び方は半端ないことは重々承知のうえで早め早めの対策には心がける。
とはいえそんなにうまくはいかないのが常ですが、とにかく多くの皆さんの手を借りながら除草を進める。

今年初の出張流しそうめん屋です。軽トラックにそうめん台を積んであなたのお家でそうめんパーティー!ということで3年目の今年第一発目は友人の個人塾のレッツゴー。お招きいただきありがとうございます!
今年もさらに改良を加え現場で組み立てやすくしました。螺旋状に回転しながら流れてくるそうめんに大人も子供もわくわく飯。夏だね〜

今年のインパクトは蚊帳の導入。
「トトロの世界がここにある!」とお客さんに賞されました大きな蚊帳です。
よくある昔ながらの緑色の蚊帳は【麻】で出来ており、このサイズになるとめちゃめちゃ高かったので、今の財力では【綿】の蚊帳で精一杯。
それでも今年はこの蚊帳のおかげで、夜は障子雨戸全開にしてもみなさん安心にお休みになってました。頑張って導入してよかった一品。
とにかく熱帯夜がほぼない信州の夜ではこのスタイルが最高に気持ちいい。

またもやうんのわワンディシェフとして厨房に立つ!
しかし今回は調理補助側です。
なんとなんと!この2日間のためだけに岩手県から漁師もシェフも現地人も長野県まで来てくれて一緒に出店してくれました!それがこの記念すべきホヤラーメンと焼きウニおにぎり、そして前回大好評の岩泉ヨーグルトです。もはやこれは海です、潮です、最高うまいやつです!
このイベント参加には売り上げとかもはや関係なく、人と人の繋がりで完成された2日間のうんのわでの体験でした。もうみんな最高すぎる!
来店いただいた皆様にもありがとうございます!

そしていよいよ夏休み本番突入。
今年はコロナによるキャンセルもなく、みなさん健康第一の上で宿泊に来てくれました。この感じは2年ぶりですね。家族親戚や友人で集まってみんなで飲んでご飯食べて田舎の古民家でゆっくり過ごす時間。
縁側ハンモック、BBQ、花火、流しそうめん、焚き火、色々なおみやどでの体験が大人も子供もスペシャルな夏休みの一幕として心に残ったことと思います。
当たり前のようなことがここ2年間出来なかった世界が続いた中で、何かもやもやとした感情がこの夏休みに解放された感じを皆さんから感じました。
楽しかった!また来ます!のお言葉が心に沁みますね。


そんな怒涛の暮らしの中でも、合間をみては梅漬けと梅酒と梅ジュースを仕込んだり(梅ジュースは夏休み期間のウェルカムドリンクとして、カリカリ梅漬けは朝食の友としてどちらも大好評でした!)
さらに恒例の瓜の粕漬け仕込み、草を刈り、じゃがいもを掘り、草を刈り、夏野菜収穫しては、草を刈り、ピザ窯作りしたり、また出張そうめん屋として出かけたり、、
まぁとにかく目まぐるしいスピードであっという間にお盆も過ぎる。


田んぼになかなかなかなか足を運べずにいたので、稲たちが雑草に覆われていないかおそるおそる〜と見に行ってみるとしっかり穂をつけた稲たちがいました。雑草の出方も少なくてこれは6月と7月に頑張ってみんなで除草に入った成果が出たのではないでしょうか!
そして気がつけばトンボの姿を目に入るようになり、空を見上げれば秋の気配。
最後は大豆の成長を見届けながら8月が終わっていきました。


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