弱々しい矛と盾を構えて籠城

そろそろインプレッション交換のお誘いにもうんざりしてきた。こんなこと書いたとこで無差別にリアクションしてるやつらの目には届かないんだろうけどよ。どうせ読んでないもの。誰がそんな契約書にサインなんかしますかって。下心が見え見え透け透け。そんなうつろなハートに僕は満たせないし応じないし無価値だ。僕の預かり知らないところで勝手にやっててくれ。


しょうのないこと書いちゃった。仮に読んでる人がいたら悪いな。謎に気が立ちやすくなっているんだろうな。恥ずかしい。


はてさて。今日も書くことがくそほどない。相も変わらず、期待通りに欲しい報せはなにも来ず。ただまた日が昇って沈んで代謝は巡る。

久しぶりにキッチンに立った。包丁を握った。ふつふつと沸くスープを眺めた。パスタの緊張がほぐれていくのを撫でた。刺激的なスパイスの香り。どろり舌を抱きしめるトマト。カビの生えたたまねぎ。砂漠の鶏肉。消えたにんにく。黒いにんじん。食器の音は僕にしか聞こえない福音。世界の中心。


この家でいちばん存在感のある初老の男性に、しばらく見かけなかったからもうここを去ったのかと思ったと言われた。はは。ずっといましたよ。


ずとまよのライブ映像を見ながら今書いてる。集中できない。視覚的にも聴覚的にも最高の映像体験で目には涙が浮かんでいる。もちろんオタクバイアスは健在。現地に行きたかった。切実に痛切に。これを、今後のライブを浴びれない環境に自ら身を置いて、結局いったいぜんたいなにをしているというのか。情けない。毎日情けない。

ほら、慰めて慰めてって頭も胸もちんちんも泣いてるよ。情けない。吐き気がする。なにしがみついてんだよ。


私ここまで運だけで生きてきたくらいの自負があるけど、もうさすがにそろそろ枯れたかな。思ったより早くツケがきたようで。や、時間がどんどん加速しているだけで、別に適切なタイミングで適切な処置がなされているだけなのかも。ここまでか。これから苦労すっぞー。


せめて渇いた大地にオアシスを見つけたい。守りたいと思える場所を見つけなきゃ。このまま空虚に消えていくのはたまらない。

このじめじめで渇きは癒せないのかね。


すべての痕跡を消せたらいいのに。





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