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【移住】地元から遠いのがネック→解決策は民泊開業だ!

夫婦で日本一周をした。裏テーマは住みたい場所探しだった。
きれいな景色はたくさん見てきたけど、住みたいと思ったのはたった一箇所。熊本の阿蘇だった。

自然ゆたかで、どこを走っていても見える丘が最高。
火山があって、温泉・湧水も多くて、地球のエネルギーを感じられるところ。
日常に自然が溶けこむ暮らし。自給的な暮らし。ここならそれが叶うと思った。

住みたい、住もう、という気持ちは揺らがなかったけれど、わたしには一つだけ気がかりなことがあった。
それは実家があり地元である兵庫県までの距離。お兄ちゃん家族がいる東京までの距離。どちらもそこそこ頻繁に会っているほうだと思う。

九州は日本一周の終盤に行ったんだけど、それまでは、心から住みたいと思える場所なんてないんじゃないか(どこにいてもまあまあ楽しいんじゃないか)と思っていた。
そうなると、現実的には地元近くがいいかな〜と考えていたから、兵庫か高知の田舎で、それなりにアクセスが良いところで考えていた。(「住みたい!」ではなく、あくまでも「住める」「住んでもいいな」って感じ)

だから阿蘇に住みたいと思ったとき、今まで問題視していなかった、家族や友だちとの距離がネックに感じた。
新幹線や飛行機の手段があるとはいえ、やっぱり人間、遠いと会わなくなってしまうものじゃない。
いや、本当に大切な人とはどこにいても繋がっているんだけど、徒歩圏に住むのと新幹線の距離に住むのではやっぱり会うハードルが変わるんだよね。

そこでわたしは考えた。絶対に家にゲストルームをつくると。

気軽に遊びにきてもらえるような、わざわざ来てもらってもメリットがあるような、そんな場所を用意して家族や友だちを迎えたい。そして私たちも大好きな阿蘇の自然を満喫してもらいたい。

で、誰も泊まっていないときはエアビーに出してもいいしな。

ん?じゃあもう、もはや、別棟で宿にしてしまえばいいやん。

もし自分が友だちの立場なら、家に泊まらせてもらうよりも、公式にそこに宿があるなら、行く理由になる。口実になる。そう思った。もちろん家族も。

うん。これなら、寂しくない。

吹っ切れたよ。

わたし、宿をつくる。

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