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お味噌を手作りしてみました

何でも一度は自分でやってみたい厄介な性格で、
今回は味噌を手作りすることにしました。
理由は一つ、乾燥米麴の消費期限が2月25日になってるから。
元々は甘酒を作ろうと少量の乾燥米麴を購入したのですが、
いつもの・・これも厄介な性格なんだけど、入手すると安心してしまい、
暇なときにね、またいつか、まだ大丈夫、なんていってるうちに、
準備不足で甘酒はもうできないところにきてしまったのです。
せっかくの米麴がもったいないので、
材料、器具ともに間に合わせで何とかなるのは、味噌! というわけです。

昨日から水に漬け込んでいた大豆がもうすぐ煮上がります。
幸いなことに多少もたついても時間に追われる感がない土曜日。
また作るときのために、メモしておきます。
イラストが可愛かったので、マルカワ味噌さんの方法を参考にしました。

材料
大豆   300g
塩    150g
乾燥米麴 500g

器具
大きなボール 直径30cm 容量6リットル
大きなザル  直径25cm
重石     1.5kg

手順
1.大豆を一晩水に浸す。
2.大豆を煮る。
3.煮えた大豆を潰す。
4.塩きり麹を作る。(米麴と塩を混ぜたもの)
5.潰した大豆を塩きり麹と混ぜる。
6.握りこぶし大に丸める。
7.仕込み容器に一つひとつ詰める。
8.表面を平らにしてラップで覆う。
9.ラップの上に中蓋をして重石を乗せる。
10. 10ヵ月ほどで出来上がり。

それでは、手順にそって説明します。
1.大豆を一晩水に浸す。
  作る前の晩に大豆の重量の3倍の水に浸けておきます。
  最低でも18時間は浸けて十分にふやかします。
  大きく膨れるので、水と容器に注意です。
  800mlの容器に300gの大豆は無理がありました^^;
  朝起きたらすっかり水がなくなって、大豆が窮屈そうにしてました。
  大きなホーロー鍋に移して水をたっぷり入れました。
  大豆が気持ちよさそうな顔になりました^^

2.大豆を煮る。
  浸けている水に泡がでています。
  そのままでもいいという人もいますが、大勢は水を変える。
  私も水を変えて、新しい水を入れて煮ました。
  弱火でコトコト3~4時間。
  親指と小指で潰せる程度になるまで煮ます。
       途中で大豆が顔を出すようなら水を足します。
  はじめのうち灰汁(泡)がたくさん出ます。
  吹きこぼれるので注意が必要です。
  そのまま煮つづけると徐々に灰汁は消えますが、
  この灰汁(泡)が気になる人は取り除きましょう。
  新しい水に替えて煮たせいか、そんなに灰汁は出ませんでした。

4.塩きり麹を作る。
  分量の麹と塩を均等に混ぜ合わせます。
  ここで大豆も一緒に混ぜるという人もいますが、
  失敗の原因になるので、まず塩と麴をよく混ぜて、
  馴染ませておくのが安全です。

5.潰した大豆を塩きり麹と混ぜる。
  ここで大豆と塩麹とよく混ぜ合わせます。
  そば打ちやうどんをこねる場面に似た作業です。
  硬いようなら煮汁や水を加えます。  
  耳たぶくらいの軟らかさになるまで押し混ぜます。

6.握りこぶし大に丸める。
  耳たぶくらいに柔らかくなったら、握りこぶし大に丸めます。
  手の大きさが人により違うのでテニスボール大でいいかな。
  私の量で7個くらい作れました。
  ハンバーグを丸めるときと同じで、中の空気を抜くためです。
  カビの生える原因は空気と触れることなので、しっかり丸めましょう。

7.仕込み容器に一つひとつ詰める。
  丸めたら、一つひとつ仕込み容器に詰めていきます。
  隙間が空かないようにテニスボール大を押し詰めます。
  私は、ぬか床をかき混ぜたあと平らにするときの要領で、
  手のひら、親指の付け根でギュギュっと空気を抜くように押しました。

8.表面を平らにしてラップで覆う。
  すべて詰め終わったら、表面を平らにします。
  凸凹していると空気に触れる面が増えますからね。
  空気が入らないように表面にラップを被せます。
  和紙でもいいです。
  買ったばかりのカップ入り味噌に紙が張り付いていますよね。
  あんな感じを思い浮かべて密着させます。
  といいながら、私は野菜の漬物のように、仕込み容器に袋を入れて、
  袋の中に丸めたものを入れて、袋の口から空気を抜きながら、
  密着させました。

9.ラップの上に中蓋をして重石を乗せる。
  ラップの上に中蓋を置き、重石を乗せます。
  重石の重量は、仕込み量の2~3割。
  私の場合は、出来上がりが約1.5kgになるはずなので、
  300g~450gの重石でいいんだけど、
  手元にある一番軽いのが1.5kg。
  今日のところは、落し蓋を中蓋にして、この重たい重石を乗せました。
  明日、袋かペットボトルに塩などを入れて軽い重石に替えましょ。

10. 10ヵ月ほどで出来上がり。
  虫が入らないように重石の上に蓋やビニール袋を被せます。
  常温で直射日光を避けて、冷暗所で保管します。
  大量に作るときは、途中で天地返しをするのですが、
  今回は少量なので、このまま様子を見ます。
  カビが生えてきたら取り除きます。
  中には気になって、毎月ラップを外してみる人もいますが、
  私は基本的に水が上がってきても、カビもひどくなければ
  食べごろになる10ヵ月ほどそっと寝かせておこうと思います。

きっと美味しいお味噌ができるはず。 楽しみに待ちましょ^^
  

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