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9月も、もうおわりなので。

ギリギリ体質のわたしなので、そろそろ2022年の振り返りをしようと思う。
いきなり!
まだ誰もやっていないであろう、超最速の振り返り。

今年も12月が来ると1日が26時間くらいあったら…なんて言い訳めいたことを言うに決まっているからそうなる前に。

仕事早いねー!なんつって。

2022年、わたしにはどうしても振り返っておきたい変化があった。

それは…「牛肉が食べられるようになったこと」
正確に言えば、「また、牛肉がたべられるようになった」ということ。

おなか弱い星人になってから、好きなのに体に合わなくなってしまった食べ物がいくつかあった。

辛いものや牛肉を食べると、当日から翌日にかけてお腹を壊すようになってしまっていたのだった。

困った事に、どっちも好きな食べ物。
でも他に美味しいものがあるからそれで補っていたけれど、やはり好きな食べ物が制限されることは辛くて悲しかった。

うちの両親も夫も、焼肉大好きな人たち。
そしてわたしは、元焼肉大好きな人。

わたしは牛NGになってからも、

焼ける匂いだけで白飯行けちゃうから、とかなんとか言いながら豚や鶏、トッピングのねぎをのせたご飯を食べていた。
本当なら霜降りの牛が食べたいのに。
顔で笑って、心で泣いて(大袈裟!)

それを表に出さずに、牛焼肉に付き合うとは。
我ながら、親孝行すぎる。

今年の春頃の話、わたしは立場的に意見を言えない食事会に行くことになっていた。

候補に上がっていたのは、普通の居酒屋か、カレー屋か、焼肉。

カレーは辛いし、牛肉もダメ。
出来れば居酒屋で決まれば…と思いきや、決まったのは焼肉屋。

こういう場合は仕方がない。

食べられないことは周りにバレぬようにごまかしながら席について、サラダをむしゃむしゃとビールで流し込んでいた。

だけどやはり気を遣って頂き、焼けたものからどんどんわたしの陣地に運ばれるお肉たち。
「ほら焼けてるよ、食べて食べて」と言われれば、体に合わなくてもなんでも「ありがとうございます、いただきます」と言って食べねば相手にも申し訳ない。

焼肉が食べられないことを悟られないようにすることは難しかった。

もしそれが周りに知られたら、
牛肉食べられないのに焼肉店に入ったの!?
なんで入る前に言わなかったの?
他の店でよかったのに!

なんていう気を使っていただくのは申し訳ないかったので

わたしは、久しぶりに、牛肉を食べる覚悟を決めた。
お腹が痛くなったら、その時考えればよい。
せっかくのご厚意を無駄にするわけにはいかないから、久しぶりの大好きな焼肉、部位はハラミをタレにつけて…食べてみたら
もう…

うめーーーのなんのって!!!

正直もう、お腹が痛くなってもよかった。
こんなにおいしいものを食べられるなら、ちょっとくらい痛くなればいいよ、そう思ってたら

はずれちゃったんだ、たがが。

そこからの記憶は曖昧だった。焼き肉うめー、というかすかな記憶だけ。
あ、ねぎ飯もうめー、って言ってたよな確か。
なんなら、頬には感動の涙がひと筋キラリと流れていたかもしれない。

お腹の心配もしつつ、腹十二分目食べて、でもお腹は痛くならなかったからあれは夢だったのかと思ったけれど
翌日もいたって健康体で、もしかしたら牛肉を受付ける体が戻ってきたのかもしれない、そう思った。

その後、何度か焼肉屋に行き、調子に乗って食べすぎた時1度だけお腹が痛くなったくらいであとは無事だったので

最近は時々、ほんの時々だけど特別に牛を生活に取り入れている。
もちろん食べすぎない程度に。

この変化は、わたしにとってはだいぶ大きな出来事で2022年で幸せだったことは?と問いには絶対にこのエピソードを話すであろう。まず、誰にも問われてないけど!
自分から言いに行くスタイル。

牛が解禁されれば、グルメバーガーだって食べられる。
もちろん、肉以外のお好み焼きだったりお魚系が挟んであるのも好きだけど

2022年やりたいことリストのひとつ、

「肉肉しいバーガーを食べたい」

(ダイエット中。笑)

わたしは知っている。
銀座のドムドムハンバーガープラスには、おいしい和牛のハンバーガーがあることを。

食べたいのに食べられなかった牛肉との時間を取り戻すかのように、ぎゅうっと濃縮された肉肉ライフを楽しもうじゃないか。

牛だけに、ね🐮

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