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ある程度の程度がわからず、ピリオドの向こうへ。

「ある程度でいいから」

この言葉の意味を理解することが難しいわたしは、それ以上の仕事をしてしまう。

そして、「まだ時間かかりそう?」などと言われようもんなら、もうパニックです。

質より量を求めてこられた場合の、具体的なその「程度」というものがわからずに。

自分の思うある程度、つまり80%くらいでやったとて、その頼み事をしてきた人にとってはそれ120%でしょう、という結果になる。

スピード重視でやってほしいのに、と言ったようなことを言われ一悶着起こる。

しまいには、相手のせっかちが発動して

「やっぱりいいや、自分でやる」なんてことにもなりかねない…!!
こうなったらさらにパニックで、うあー!です。
頭を壁にごちんごちんぶつけたい気持ち。

ちょっと待て。今やってるわ。

飛んできたその雑な仕事、
一度でも読み返したらすぐに気付くような誤字脱字、それを光のスピードで直せなんて無理ゲーでやんす。

宇宙語みたいに綴られた文字を直すのにもイライラして、
気付けばキーボードがぷすぷすと音を立てて煙が出てきそうなくらい叩いてみたりして。

我にかえる。
ごめんごめん。
キーボード、君は悪くないのに、痛かったねとなでなでして謝って。

自分の30%くらいで仕事をしたら、その人の求める「ある程度」になるんだろうか。

でも、出来ないの。
それだと、自分の中で納得がいかないから。
こう見えて真面目です。

損でめんどくせぇ性格。
理不尽な世の中。

なんだかつらみちゃん。

人生、もっとどんぶり勘定で生きてみたい。
本当はあっち側に憧れを持っているのかもしれない。

あふれる前に、自分でこぼしてみて。
ある程度のところで今夜も閉店ガラガラします。


優しくそっと背中を押していただけたら、歩んできた道がムダじゃなかったことを再確認できます。頂いたサポートは、文字にして大切にnoteの中に綴ってゆきたいと思っております。