おやまを片付けたら久々に食卓に出会えて、メンチカツのリベンジがしたくなった。
食卓のわたし側の席に、ものが積み上がっていて最近は食卓として機能していない。
ここでご飯が食べたい。
でも目の前にある現実は…。
なんなんだ、このおやまは。
誰だこんなに散らかしたのは。
……わたしか。
ごちゃごちゃしていて、どこから手をつけていいのかわからない。
やっぱり、やめよかな。
食卓じゃなくてもご飯は食べられるんだよな。
見なかったことに…しようかな?
すると
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。
頭の中の碇シンジが言う。
そうだ、逃