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インタビュー原稿を書くときに行ったらスピードアップした「当たり前」のこと

2023年を振り返って自分にとって人生の中でも大きな出来事になったのが「さとゆみライティングゼミ」に通ったことです。そして今年、「CORECOLOR」で1本レビュー記事を書くこともできました。

私はさとゆみゼミでは通常コースに加えて、希望者が参加できる「アドバンスクラス」まで参加しました。そして、ゆっくりな成長スピードだったこともあってか、1年の後半も後半、アドバンスの課題を通じて少しずつレベルアップした実感が得られました。

特にインタビュー原稿を書くときに、自分が行なって書くスピードが上がり、原稿の内容も良くなったと感じたことを簡単にまとめてみたいと思います。

この記事はライター Advent Calendar 2023 の10日目です!(運営:ライターギルド bkanks


「テープ起こし」を分解して、テーマごとにまとめたら書くのが早くなった

具体的には写真のようなことをしていました。

ぼかした写真で失礼します🙏

順を追って実際にやっていたことを説明していくと以下のような流れです。

  1. 「テープ起こし」をきちんと実施する(テープ起こし原稿がある場合はしっかり読み込む)

  2. 「テープ起こし」原稿を印刷して、自分が気になったこと、発見があったこと、使いたいと思ったことにラインを引く

  3. ブロック(話のかたまり)ごとに番号を最初から最後まで振る

  4. ブロックごとのテーマを書く

  5. ブロックごとに物理的にハサミで切る

  6. 近しいテーマごとにまとめて、付箋にテーマを書いてわかるように貼る

  7. 使いたいテーマを抜粋する

  8. 並び替える

  9. 原稿を書く

この手順をやってみたのは構成の立て方について講義で聞いたことをほぼそのまま、少しだけアレンジしてやってみた形でした。

私の場合、何のテーマが要素としてあって、何が書きたいかが絞れると原稿を書くのがグッと書きやすくなりました。また、テーマごとに材料がまとまっていることで話をまとめる時にも要約がしやすく以前に比べて端的にまとまるようになったと感じています。

インタビュー音声を聞くこと&テープ起こしを落とし込むという準備

とあるインタビュー課題に取り組んだ時に、思い出しても心がズキンとするくらいの失敗をしました。日本語がめちゃくちゃだし、内容も上手くまとめられず。自分でもダメだなというのはわかっても、どうしていいのか分からないまま提出したインタビューでした。

こんなことは二度としたくない。まずはできることだと思い、インタビュー音声を聞くこと、テープ起こしをしっかり作ることを次の課題でやってみました。

その時の課題は3時間のインタビュー音源から2500字に原稿をまとめるというものでした。タイミング的に手をつけるのが遅れてしまい(こら)、あまり時間がなかったのですが、決めたことであるテープ起こしを最後までしようと時間を割いて取り組みました。テープ起こしは数日かけて行い、提出までの残り時間は1日。限られた時間ではあったのですが、きちんと内容を自分に取り込めて、材料がテーマごとにまとめられていたので、書くのはわずかな時間でも問題なく進めることができました。

インタビューをきちんと落とし込むという準備段階が大事だということに気づいた経験でした。

当たり前のことを当たり前にやる大切さ

書くことというのは日々の姿勢が出ることだと感じました。当たり前のことでもできていない、意識が足りていないことがたくさんあります。でも人間ってそんなものかと思ったり。だからこそ、当たり前を当たり前にやるのがいかに大切か身にしみました。ちょっとずつでも新しいことを学ぶ。ちょっとずつでもできていなかったことを改める。爆速で伸びるタイプではないので成長の歩みを止めないことが大事だと思っています。

ライティングを1年間学んでみたことは自分にとって本当に良い選択でした。新しい仲間ができ、今までと違う接点が生まれ、世界がぱあああああっと広がっていて幸せだなと思っています。

もっと面白い世界が見られるように、ちょっとずつ成長し続けて次の壁に登っていきたい気持ちです。

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