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どんどさん

今日は、お昼すぎからうちの集落でも「どんど焼き」があったらしく、元旦とはまたべつに人が集まりにぎわっていた。というか、むしろ今日のほうが俄然にぎわっていた。

ぼくは遅れて足を運ぶんだんだけど、ご老人たちは、おお、きたか、と喜んでくれ、着くなり、これ食え、とどんど焼きの残り火であぶったイノシシ肉を食べさせてくれた。

さらには、すかさず、何飲む?、とビールやら焼酎を取りだしてくれて、ぼくは普段は飲まないのだけど、(ちょい顔出すだし、と)サンダルで向かったせいもあり寒かったので焼酎のお湯割りをいただいた。ぽかぽかとあたたかかった。

それから、火のそばに来ない、と誘われ、3時間経つが未だぱちぱちと燃える木々を囲んで暖をとり、みなさんと談をとる。さらに、焼きもちを食べさせてもらう。

ご近所さんでも仕事などのせいで普段は会わない人もいて、あら、こんなに若い人もいるんだ、と思うような人もいて、いつバーをひらくんだ?、と声をかけてくれる/気にしてくれる人がいて、びっくりした。

そのびっくりは、うれしい気持ち半分、びびる気持ち半分で、なにはともあれ、たった30戸くらいの集落でも、酒が飲めるところがある、いや酒が飲める関係なく、気軽に集まれるところがある、というのが楽しみらしいのだ。

例年であれば、3時間くらいで終わるどんど焼きも、今日は5時間くらいやっていたらしく、区長さんも、今年はみんななかなか帰らんのよ!、とうれしい悲鳴をあげており、なんだ、思っていた以上に同じ集落の人たちで楽しみたいんだなぁ、固っくるしい会とはべつに集まるきっかけを探してるんだなぁ、としんみり感じたわけで。

そういうなかで、今年お店はじめようと思ってます、とアナウンスしたぼくはどんなことができるのか、どう外から来る(泊まりにくる)人も混ぜ込みながら、集落の人とにぎわえるかは課題もあるような気はするけど、やりがいもあることだと大実感の夕暮れ。

元旦の飲みでへべれけになったので、今日はちょっとだけ飲むのをセーブした。よしよし、よくやったぞ、じぶん。記憶がなくなるくらい飲むのは暫くはこりごりなので、もはや禁酒してもいいくらいの心持ちである...。

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