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つくる過程そのものが「ありえない」くらい良い、っていうね

 毎週土曜、fabmixの営業終わりやした。

 お盆明け、近隣の祭りも重なったせいか、いつもよりも静かな日だった。とはいえ、5月からの営業に比べると、リピートしてくれる方も着実に増えおり、数字的には支えられ、ありがたやな日でもあり。

 早めに片付けが終わったので、早めに(営業後の)動画を撮影していたら、なんと……4倍スローで撮っていたことが後から判明し、もっかい取り直し。まあ日記を終わらしてからでいいか、と思ったので、こちらを優先して書いてるわけでございます。

 さっきミスって撮影していた回では「ジンフィズ」を作っていた。スタンダードカクテルの中でもわりとど真ん中じゃないか、っていう一杯。のちほどの再撮ではさすがに(気分的に)他のカクテルをつくるけど、ふりかえれば、ジンフィズをつくるのは好きなんだよなぁ。

 そう、つくっていて楽しいカクテルというのがある。

 これはなんでも言えるかもしれないけど、自分でやることの過程そのものが充実する、そんな行為と時間ってのがある。不思議と、自分の薬を自分でつくって、自分に飲ませているような効能を感じるような。

 対象を広げれば、ぼくの場合、家事一般がそういうものであるんだけど、絞ると、料理で、もっと絞れば、カクテルづくりで、さらにジンフィズ、というところだろうか。もっと言えば、「ブルームーン」というカクテルをつくる時間が一番好きかもしれない。なんでだろ。

 なんでかはわからないけど、まあ結果ばかり気にしたってしょうがない。物事にも拠るところも多いけど、過程こそ大事にしたい。ああ、書いてたらブルームーンをつくりたくなってきちゃったので、愛のお酒、パルフェタムールを発注しようじゃないか。それだけ決意できたので、もう満足です。

 本日もありがとうございましたー。


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