フリップの受難③ーーー「会場ルールは変わらなそうなので、会場とスタイルを変える」
「パソコンやタブレットひとつの持ち運びでネタが完結するなら、こんな楽なことはない」
仕事柄、トークイベントやワークショップの進行をするときは、とりあえず会場にモニターがあれば、どうにかなった。が、しかし、「自分で用意できるのであれば」という劇場のロジックに驚愕してしまったのだ。業界が違えば、こんなにも常識が変わるとは……。
やや不貞腐れながら、スライド(デジタル)だったものをフリップ(アナログ)に落とし込むために調べたこと、準備したものを前回まとめてみた。
補足しておくと、初期費用9000円からいくらでも下げられるはず。
Amazonで調べたらイーゼルはここで記した半額で販売されているものもある。サイズ(特に"高さ")や強度、組み立て方式がそれぞれ違うと思うので、その点を注意しながらポチるといいかもしれない(ぼくは鳥取からの移動&サイズ感をイメージしにくかったため現物を見て購入することしていた)。
さて、前編・中編ときて、ラストの後編となる今回は、一度フリップを試してみて痛感したことを記録しておく。
結論としては、「①フリップよりもスライドが断然いい!」だし、もっといえば、もし自分でライブを企画運営していくことがあるなら「②会場は、劇場でなくふつうのイベントスペースでいい!」である。その理由について、もうちょっとぐだぐだ書かせてもらいます。
まず、「①フリップよりもスライドがいい」と感じたことについて。それは至極簡単な理由で、「ギリギリまで修正をかけられるから」。リハの段取りや持ち時間が崩れないかぎりは、問題ないはずだ。
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