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退屈だったので『ユメノート』を書いてみた話

おむはるです。

IT系の会社で企画職見習いみたいなことをやってます。
2020年4月で社会人2年目になりました。

今から、毎日に飽きつつあった私が『ユメノート』を始めた話をするからちょっと聞いてみそ!

1. 幸せって何だ???

まだまだ未熟なところや学ぶことも全然多いけど、社会人1年目の秋ぐらいからちょっと、
ちょっとね、
毎日8時間以上働いて帰宅して即寝る生活が退屈だと思ってしまうことが増えた。
毎日満員電車に乗っていつも通り生活して、過ぎていく。
あっという間に年が明ける。なんだこの人生。

そんな生活で毎日のルーティーンと化していたのは、YouTubeで東海オンエアの動画を見ること。
てつやたちがウン千万の時計を買う動画を観たときは、「YouTuberドリームすっごいな」って思った。ちょっと羨んだ。


ある日の終業後、会社で仲良くしてもらってる先輩に夢を聞かれた。
けど、私は答えられなかった。
きっと「〇〇の仕事をやりたい」とか「〇〇な人になりたい」みたいな答えを望まれていたんだろうけど、短期間のジョブルーティーンでいろいろ経験させてもらってるから、それを経た上で目標を考えよ、なんて思ってた。
要するに、今の仕事に関して望まれていたであろう答えのような夢はまだなかった。

それよりも、私はもっと自分の根本的な、本心的な言葉で、
「家庭を持って幸せに暮らしてえ〜〜」
っていうのが、ある意味将来の夢だった。それは先輩には言わなかった。

そういえば高1のとき自分の将来の夢を廊下に貼り出すっていうのがあって、「お嫁さんになって幸せに暮らす!!」って書いた気がする。懐かしい。

とにかく、その先輩からの質問に答えられなかったことを少し悔やみつつも、
「社会人、夢がないとダメなんか?」
って思ったりもした。私は私なりに幸せに暮らせればそれでいいのに。ただ、もう一度「家庭を持って幸せに暮らしてえ〜〜」という将来の夢を考えたときに、「家庭を持って」はともかく、幸せに暮らすにはどうしたらいいんだろうと、ふと思った。
幸せってなんだ?


そんなときに、東海オンエアのメンバーの1人である虫眼鏡の個人チャンネル『虫眼鏡の放送部』で、虫さんが「少しずつスモールドリームが叶っている話」をしていた。
「ラジオパーソナリティになる」とか「始球式のマウンドに立つ」とか、そういう自分にとってのスモールドリームが叶ってることが幸せだ、みたいなことを確か言っていた気がする。
私にとってはビッグドリームだよ!!とツッコみつつ、私は虫さんのその話を聞いて「自分にとってのスモールドリームを叶えていくの、いいな」と思った。


2. しょーもない夢

私の会社では週に1回、おやつをもらえる日がある。その日は社員がそれぞれ自由にクレープを作れる日だった。
先輩たちとワイワイしながらクレープを作ったが、みんなそんなに使わないのであろう、チョコバナナの上にかかってるアレが500g、すっごく余ってた。
頭を使いすぎて甘いものを欲していた私は、紙コップにアレ(カラースプレーっていうらしいね)だけを入れて仕事中につまんだ。

その光景を見た付近の先輩たちには「それだけ食べてるの??ww」とネタにされたけど、
「チョコバナナの上にかかってるやつだけ食べるの、子どものときの夢じゃないですかww」と私は笑いながら答えた。

そのとき、
「私、今カラフルなアレだけめちゃくちゃ食べてる。こんな量を自分で買おうとは思わないから今しかできん!すごい!」
って少し嬉しく思った。

あれ、これは日常のちょっとしたスモールドリームかも。
もしかして幸せかも。

しかも今回は、子どもの頃の、忘れかけていたちっちゃな夢だ。

こんなちっさい夢を会社で達成できるとは思わなんだ。
でもこんなちっさい夢でも達成したらちょっとだけ幸せになれる。
日常のスモールドリームは、思っているよりも近くにいっぱいあるのかもしれない。
それを何かに残しておいて、おっきな夢もちっちゃな夢も叶えられたら、すっごく幸せなのでは?


そんなことを考えて、
おっきな夢もちっちゃな夢も書いておく『ユメノート』を書き始めた。


3. 私のユメノート

ユメノートを作るにあたって、まずは最重要なノート選び。
持ち運びが苦にならず、出先でも気軽に書けるサイズがよかった。見た目もオシャレなものがいい。
しかし、あんまり大きいと、全然ページが埋まらなくてやめてしまう未来も見えたので、結果ロルバーンのミニサイズのノートにした。

スマホのリスト機能とかでもできるけど、自分の手で書いてページを埋めていきたかったからノートにした。先5〜10年は使う覚悟。
マスキングテープやシールもたくさん持っているので、それを貼ってノートを飾るのも楽しみだった。

善は急げ、カラースプレーを食べまくったその日に、会社と同じビルに入っているファミマ!で金色のロルバーンを買った。
サイズ感が可愛い。

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動物の中でもシロクマがトップ3に入るほど好きなので、100均で買ったシロクマのワッペンを表紙に貼った。とってもキュート。
自分だけの特別なノート感が出て愛着がわいている。

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記念すべき1ページめ1番最初の夢は、「犬と暮らす」。
母親がそんなに動物好きじゃなくてカブトムシや魚以外飼えない家だったから、お金と家が許すならいつか絶対に犬と暮らしたいと昔から思っていた。それが1つめ。
1ページめは考えずとも思いつく、昔からずっと「やりたいな」と思っていたけどまだできていないことを書いた。

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そんな感じでどんどん夢を書いていく。
わりかし現実的な「広いキッチンのある家に住む」とか、子どもの頃からの夢だった「ディズニーのホテルに泊まる」とか、少し贅沢に「枕をオーダーメイドする」とか、超漠然とした「何かで1000いいね超える」とかとか。
とにかく、これやってみたかったな!死ぬまでには体験したいな!ってことをたくさん書いていく。

達成したものには♡に好きな色を塗る。カラフルなマーカーで線を引いたりしてもいいかもしれない。
自分ルールで、チョコバナナのカラースプレーのように、それを経験してから「あ、これ夢だったな」と思ったこともユメノートに書いては♡に色を塗った。

「noteを書く」という夢もある。
私が他の人のnoteを読むことが好きで、「みんな文才すごいなぁ」「いつか1つくらいは書いてみたいな」と思っていたのでユメノートに書いておいた。
本日投稿できたため色を塗る。夢達成。やったね!


4. 退屈な毎日は準備期間に変わる

ユメノートに書くと、なんだか夢を叶えたくなる。

3日坊主でなかなか物事が続かない私がユメノート1ページめに書いた「日記を1年続ける」はもう7ヶ月続いているし、お金に関する一般常識を得るために「FPに合格する」という目標も、無事合格し達成することができた。
そのときそのときの夢や目標を書き、♡に色を塗って埋めることを第二の目標にしている。

♡を埋めたときは気持ちがいい。「次はこれをやろう」という気が湧いてくる。
ユメノートに書いた夢は次の行動の指針になった。
今年の夏は予定がないから次は「ウミガメと泳ぐ」ができるところに行ってみようか、とか、「グランドキャニオンに行く」ために月2万円ずつ貯金しよう、とか。

人生で1回は「東海オンエアに会いたい」なんて夢も、一見「それは運でしょ」と言われそうだが、東海オンエアに会うために案件を企画する、なんてこともできるかもしれない。私情だろうが売り上げが伸びれば万々歳だ。

こんなことやあんなことをやってみたいと考えるのは、私にとってすごく楽しい。そもそも計画を立てるのが好きなのかも。
淡々と過ぎていく退屈な毎日は、夢や目標を叶えるための準備期間に変わった。

後から知ったんだけど、サッカーの本田圭佑選手も夢ノートをやってるらしい。
他にもいろんな人が夢ノートやってるらしいね!私が一番じゃなかったわ!

でも、本田選手はとてもストイックな夢ノート。私は超雑多なとにかく気軽に書く夢ノート。
自分好みのユメノートを作って、自粛期間、ただただ時間を潰すのではなく、やってみたいこと、叶えたいことをたくさん想像して、記録して、予定を立てるのも良い時間の使い方かもね。

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