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世界一薄い手帳?を無料配布します

コロナ騒ぎでバタバタしているうちに、なんと9月になってしまいました。2020年も残すところあと4か月ということになります。

食べ物は時間が経つと腐ります。もしくは、腐らないまでも消費期限や賞味期限があって、安全に食べたり美味しくいただくことができなくなります。

実は、紙製品にもそういう商品がありまして。

そう、日付が印刷されているものですね。具体的にはカレンダーやスケジュール手帳のような類です。便利な反面、一般的に過ぎた日付には価値がなくなっていきます。

ですから、9月にもなりますと、もう2020年の日付の入っている商品は売れません。カレンダーや手帳の専門業者さんたちは、毎年そういう流れですので、慣れっこというか、そもそも9月には来年の商品を売り出しますもんね。きっとかなりの商品が廃棄されているのだと思います。

実はうちにもそういう商品があるのですが、少し毛色が変わっています。

見開きでひと月分のスケジュール欄が載っている、いわゆるマンスリー手帳。一般的には、12か月分掲載されているあとに、メモ欄が続いていたりして、それなりのボリュームになっているのですが、これはそうではありません。

年間を見渡せるページ(イヤリー)と、マンスリーのページのみ。(写真が2019年版でごめんなさい)

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16枚32ページからなる、薄い冊子です。しかも、紙自体も薄いため、厚さは1.5mmほど。もしかすると世界一薄い手帳かもしれません。

菁文堂手帳用紙

この薄い紙の名前は、菁文堂手帳用紙と言いまして、100年以上日本の手帳をOEMで支えてきた専門メーカーである菁文堂さんが、独自に開発したもの。手帳の基本はなるたけコンパクトに作ることですから、紙もできるだけ薄く、しかもインクが裏抜けしにくいものが理想です。

そんなこと可能なのか?紙は薄くしたら、普通はそれだけ抜けやすくなります。しかしそこは手帳を知り尽くしたプロが製紙会社とガチンコでこだわって作った紙ですから、驚きのパフォーマンスを見せています。

薄いのに裏抜けしにくいだけではなく、さらにつるつるすべすべで書きやすく、不思議なしっとり感のある触り心地。例えるならば「赤ちゃんの肌」でしょうか。お客様の中には「触ってるだけで幸せ」とおっしゃる方もいるほどです。

うちはこの紙の優秀さに感動して、ノンブルノート「N」というページ番号入りのノートを作ったのですが、こちらも189ページもあるのに厚さはたった9mm。弊社の定番メイン商品にすべく、がんばっております。

これ、いくら「優秀!」と言っててもわかんないから、あなたのお好きなペンで実際に試していただきたいんですね~本当は。書き心地を味わっていただきたいのです。触って書いていただければすぐにわかるんです。この良さが!

しかしコロナ禍の今、展示会やイベントは軒並み中止や延期となり、そういう機会は激減しています。メーカーとして、ものすごく歯がゆい毎日です。

そこで、話は冒頭に戻ります。世界一薄い?このマンスリー手帳を、無料配布します。製造ロットの関係で在庫はたくさんありますが、消費期限が迫っていますので、廃棄してしまうくらいなら、菁文堂手帳用紙に興味をお持ちの方にできる限りお配りしたいのです。

配布方法

配布方法は3つあります。

ひとつ目は、ネットショップで注文していただく方法です。0円で送料200円だけご負担していただくようにしたかったのですが、商品価格0円という設定ができませんでしたので、商品価格を200円にして、送料無料にしました。

備考欄に希望冊数を書いていただければ、5冊まで同封サービスいたします。

ぜひこの機会に、菁文堂手帳用紙をお試しください。

ふたつ目は、ネットショップでノンブルノート「N」を購入していただくこと。ノート1冊につきマンスリー1冊をお付けします。

もともと、このマンスリーは、バレットジャーナルなどの自由にカスタマイズする手帳術をされる場合に、ノートに挟んで補完するグッズとして作ったもの。ノートを使い終わっても、マンスリー冊子だけ次に引き継げば、面倒なスケジュールの書き写しなど不要になるというわけです。

A5のノートにA5の冊子を挟むと、当然少しはみ出しますが、このマンスリー冊子はそれを考慮に入れて、すこし横幅を小さく作ってあります。

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ということで、相性が最高のノートとマンスリー冊子、お試しいただければ幸いです。

>>ノンブルノート「N」販売ページ

最後は、直接うちに取りに来ていただく方法。東京の府中という街ですが、近くの方はどうぞ。これなら送料もかかりません。不在の場合もありますので、事前にご連絡いただけますと助かります。京王線の多磨霊園駅から徒歩1分です。

店舗ではありませんので、お構いはできません。玄関でお渡しするだけですが、よろしければどうぞ~。

今後のマンスリー帳について

以上、マンスリー冊子の無料化についてでした。2021年版のこともよく聞かれるのですが、今後は日付を入れないものにするつもりです。そうすれば、自分で書く手間はありますが、何月からでもスタートできますから、冊子が1ページも無駄になりません。

うちも消費期限を気にしないで済みますので、バレットジャーナルのような手帳術をされている方にとっては、お互い寄り添ったベストな方法かと思っております。

そう、最近は日付シールやかわいい数字ハンコなども安くいろいろ手に入りますのでね、いろいろカスタマイズを楽しみながら手帳作りをされる方には、むしろ日付なしのほうがいいのかもしれません。(わたくしのようなめんどくさがりの人にとっては地獄ですが)

(11/29追記)というわけで、2020年12月8日から、日付なしのフレームのみ、「マンスリーフレーム帳」を発売いたします。現在予約を開始しましたので、早めにご注文くださった方には、8日に上がり次第お送りします。また、無料配布企画はすべて終了しておりますので、ご注意ください。

ご注文、お待ちしております!

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