スクリーンショット_2019-10-29_20

5ヶ月で645人笑わせて気づいたこと

まずタイトルを見て「どんな面白いことが書いてあるんだろう」「笑わせるスキル身につくかも?」と思ってクリックしてくれ方に謝罪をしなければなりません。


本当にすみません。そういうnoteではありません…。


じゃあどういうnoteかというと、


・ストレングスファインダーの1位が「ポジティブ」だった男が

・その強みを社会にどうにか生かせないかなと思い

・その結果、「1日5人を笑わせる活動を約5ヶ月やって気づいたこと」

を書いたnoteです。


なぜ「1日5人笑わせる」を始めたのか?


昨年30歳という節目を迎え「自分ってどんな人間なんだろう」「自分のどこが社会に生かせるのだろう」と思う機会が多くなりました。そんな時に自分の強みがわかる『ストレングスファインダー』という書籍を手に取ったわけです。



その結果がこちらです。(追加課金してすべての強みの順位出してしまいました…)


▲「人間関係構築力」に全振り。ああ「戦略的思考力」の心許なさよ


1位が「ポジティブ」だったので、その強みを生かして何か社会の役に立ちたいな、というのが出発点でした。


また、ちょうどこの頃、人の感情やコミュニケーションに興味が湧き始め、「心と体はひとつ」という結論に感動していたタイミングでもありました。(特に、仕事のパフォーマンスは個人の感情によって大きくされる、という当たり前の事実に対して)


▲それに気づけたのはこの書籍のおかげです。少々難解ですが、面白いので良かったら


よって

・ストレングスファインダーの「ポジティブ」を生かしたい

・人々の感情をもっとポジティブなものにできたら

=1日5人を笑わせよう!

という謎の着地に至ったわけです。なんで5人かと聞かれたら「なんとなく」とお答えします。バイブスです。


どうやったのか?


具体的にどうやったのかというと、ふつーに毎日の会話の中で人を笑わせただけです。(土日は人と会わないこともあるので、平日だけ行いました)


だから笑わせる相手は基本、奥さん(1名)+会社の同僚(4名)ということになります。そして、こういうのきっとめんどくさくてやらなくなるだろうな、自分。と思ったので、エクセルで笑わせた人の名前を書いていくことにしました。



こちらが実際のシート。その名も「笑っていただけました!」シート。だせえ。(名前は個人情報につき青くごまかしてます。でもこれだとなんだかよくわかんないですね)



こちらが拡大したもの。日付と笑わせた人の名前を入れてます。2019/6/17に思いついたので、2019/6/18からスタート。こう見ると初日と二日目のやる気半端じゃないですね。1日5人のノルマに対し、18人…。今最低限の人数しかやってないというのに…。


こうやって見える化すると不思議なもので、本日、2019/10/29まで続けることができています。ちなみに今日は11人でした。結構頑張ってますね…。各月で見ると


6月:88人 
7月:173人 
8月:158人
9月:103人
10月 :123人
合計 645人

でした。いや本当に結構がんばりましたね…。


で、ここからがやっと本題なんですが、この「1日5人笑わせる」活動を通して意外と大切なことかもな〜ということをいくつか感じたので、その内容を書いていきたいと思います。


①人をイジる笑いはうんこ


人をイジって笑いをとるのはマジうんこ。ですが、実は活動を始めた初期の頃は一回だけやってしまったことがあり…。その瞬間は自分ではイジってるという認識はなかったのですが、終業後にシートにその人の名前を書こうとした時にはたと手が止まったんですよね。


天使:あれ? もしかしてイジってた? 
悪魔:いやいやあれはイジってないでしょ〜。相手も笑ってたし。
天使:いや、でも気を使って笑ってくれたかもよ?
悪魔:いや〜考えすぎでしょ〜
天使:いや、イジったかどうかは相手の受け取り方が10割。


マジ正論。ということでかなりショックを受けました。そしてなんでイジる笑いがなくならないかもちょっとだけわかりました。

イジる笑いって楽なんですよね。自分だけで笑いのクリエイティブが完結しないから。この日から常に「笑いのクリエイティブは自己完結する」という意識が芽生え、とてもいい経験になったなと思っています。


▲その時の気持ちを忘れないためにnoteも書きました


②プロジェクトの状態が可視化される


会社がフリーアドレスなので、特定の誰かとばかり話している気はなかったのですが、「誰を笑わせているか=誰と話しているか」が可視化されると、よく名前がでてくる人と、全くでてこない人がいて面白いなと。


プロジェクトメンバーと話をすることが多いのですが(当たり前ですが)、基本的にプロジェクトのMTGがある時なんかは、この取り組みを行っている関係もあり、積極的に笑わせて「ヒッヒッヒ」と思いながらシートに名前を書いています。


ですが、MTGがあった日なのに、終業後にシートにメンバーの名前をかけない日があったんですね。で、その時にそのMTGのことを思い出して「確かに空気ちょっと重かったな」と再認識することができるようになりました。つまり、そのプロジェクトの状態を「笑った人」という新たな数値で可視化することができるようになったんです。


それに気づいた日は次の日にメンバーをランチに誘って「調子どうです?」と聞いたり、Slackで亀の動画とか送りつけたりしてポジティブな空気が流れるようにしてます。




③人を笑わせるには自分が健康であれ


2019/6/18〜2019/10/29まで取り組みを続けて、達成できなかった日が2日だけあります。それは、


風邪を引いてめちゃくちゃ体調が悪かった日


です。どうにもダメでしたね。仕事のことだけで精一杯でした。自分が大丈夫じゃないと、人の幸せは実現できないことがわかりました。健康最高。


④クライアントを笑わせる


出社するときは正直そんなに難易度高くないのですが、外出続きで会社に立ち寄らない日は困りました…。


プロジェクトメンバー3名で1日行動し、会社に立ち寄らない日があり、もう達成できないと焦ってティシュ配りのお兄さんに話しかける寸前だったのですが、「あ、クライアントの方々を笑わせればいいやんけ!」と閃いてから、ノーリターンデイもかなり楽になりました。


クライアントなので、もちろん失礼な発言をするわけにはいきません。相手が何に興味を持っていて、どこまでのノリが許容範囲で、自分をどう見せるとウケるのか、というとても繊細な観察・やりとりをする修行になりました。結果、以前よりもクライアントとの関係も良好になったと感じています。


⑤奥さんを超大事に


まずはこれを見て欲しいのですが、


「奥さん」と言う名前が入っているかと思います。これ、名字が「奥」さんではなく、奥さん=配偶者の「奥さん」なんです。



まだ実施していない11月のシートにもすでに名前を入れています。この「1日5名」笑わせる取り組みは、「社会に自分の強みをどう生かすか」というものなので、自分を取り巻く人を笑わせることが目的です。


なので、会社の同僚だけでなく一番身近な奥さんも笑わせる対象になっているんです。奥さんを入れて5人ギリギリの日もあるので、最重要パーソンと言っても過言ではありません。


つまり、奥さんとケンカなんかできないんです。まあ普段からあまりしないのですが、”より”仲良くできたのかなあと思ってます。また、笑わせるために家で謎の舞を踊ったり、意味不明な歌を歌ったりして家庭も明るくなっていいことしかないかなあと。笑ってくれる奥さんで本当によかったです。その感謝の気持ちを持てたのもこの取り組みを行ってよかった大きなポイントです。


以上です! これからも続けて、また何か気づいたことがあったら書きたい思います〜

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

記事にスキをもらえると、スキになります。