ほんの、

画像1
画像2
画像3
画像4
画像5
画像6
画像7 ほんの、2分半ほどの時間。まだ家族も寝ている早朝の、ぼくだけが隣のドアを開けてしまったような時間。三脚に据えたカメラレンズが、ぼくと風景を全的に結ぶ。ピントがどこにあっているのか判別しないまま、でも意識だけはひどく澄んでいる。聴覚と皮膚がクリアなのだ。どうやら世界には、融けていない。xxxxの不規則な上昇をクリアな連中が感知するころぼくはもう、もとの部屋の、ベッドの中でぺらぺらのブランケットを探していた。xxxxが予定通り進行して昼になる頃に、7枚の写真が残っていたことに気がついた。

もし気に入っていただけましたらSNSなどでシェアしていただけますと嬉しいです!