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とびきり怖い話が集まった! 怪談★逢魔が時物語 SELECT

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怪談メルマガ「逢魔が時物語」の 膨大なストックの実話怪談の中から、 ゾクッと怖い! ドキッと不思議! を雲谷斎が選んでお届けします。 ■逢魔が時物語メルマガ(無料)を読む  h…
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#逢魔が時チャンネル

死なせてしまった夜に。怪談・逢魔が時物語「猫の遺恨」

伯父が子供だった頃、近所に野良猫が何匹かいた。 その猫を捕まえて、放り投げて遊んでいた。…

雲谷斎
11か月前
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老猫に仕返しされた。怪談・逢魔が時物語「猫の復讐」

築数十年の安アパートに住んでいたことがある。 アパートは、野良の老猫の散歩道でもあった。…

雲谷斎
11か月前
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野良の子に違いない。怪談・逢魔が時物語「猫の帰還」

ある寒い冬に、私たちはC県から都内へ引越した。 引っ越した理由は、家が道路用地に引っ掛か…

雲谷斎
11か月前
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投げたボールペンが・・・。怪談・逢魔が時物語「教室の奇跡」

高校三年のときの不思議な出来事。 進学校だったので、みんな必死で志望校合格に 向けて励ん…

雲谷斎
11か月前
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おい、今、何か言った? 怪談・逢魔が時物語「居残りの怪異」

東京N区にある某専門学校へ通っていたときの話。 そこはインテリアデザインの専門学校で、 …

雲谷斎
11か月前
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夢で、人形にガブリと・・・。怪談★逢魔が時物語「夢の人形」

Tさんという男性が、小学三年のときに体験した話。 彼はしょっちゅう見る夢があった。 どこ…

雲谷斎
11か月前
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同じケガをする理由。怪談・逢魔が時物語「踝のケガ」

子供の頃、なぜかよく足の踝(くるぶし)をケガした。 一度や二度どころではない。 それこそ数えきれないほどだ。 もちろん子供のことだから、走り回って遊ぶ。 転んだり、ぶつけたりするのだが、なぜか踝ばかり。 まあケガの程度は軽く、いつもすぐに治ってはいた。 だから、安心していたのだろう。 その日も、踝に軽いケガをしてしまった。 いつものことだから、すぐに治るだろうと気にも 留めなかった。 ところが、今回はケガの状態がだんだん悪化する。 小さかった傷が、どんどん酷くなっ

何度も何度も見る夢がある。怪談・逢魔が時物語「夢に出る友」

眠る前に、親しい友人や知人などのことを 想ったりすると、夢に出てくることがある。 じつは…

雲谷斎
1年前
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突然の客が来た日に・・・。怪談・逢魔が時物語「叔父の来訪」

昔、些細な喧嘩が元で、父と叔父は疎遠になった。 だが、ひょっこりと正月に家族を連れ叔父が…

雲谷斎
1年前
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不吉なくじが示すもの。怪談・逢魔が時物語「二人のおみくじ」

ある年の正月、母と祖母は茨城県のTにある寺へ 初詣に出かけた。 おみくじを引いたところ、…

雲谷斎
1年前
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廃屋に散乱する異物。怪談・逢魔が時物語「長屋門の屋敷」

「村の奥にある大きな廃屋に行ってみないか?」 友人からドキドキする誘いを受けた。 小学生…

雲谷斎
1年前
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窓の中に何かが・・・。怪談・逢魔が時物語「パルテノン神殿」

車の免許を取りたての頃、毎夜仲間とドライブや 心霊スポット探検やらに繰り出していた。 そ…

雲谷斎
1年前
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廃墟マンションの主。怪談・逢魔が時物語「幽霊マンション」

通っていた小学校の近くに『幽霊マンション』 と呼ばれる廃墟があった。 ある夏の日、数人で…

雲谷斎
1年前
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電車で寝てはならない。怪談・逢魔が時物語「電車の眠気」

私は息子と娘と住んでいる。 じつは、わたしは少し霊感めいたものがあり、 娘もかなり霊感が具わっている。 ただ、息子はまったく無い様子。 この霊感ゼロの息子が体験した奇妙な話。 息子が電車に乗ったとき、ヘンなことが起きた。 その日、小田急線に乗り、新宿を出て箱根方面に 向かっていた。 途中の「相模大野」という駅が大きな分岐点に なっている。 この駅に差し掛かったとき、 息子はいきなり猛烈な眠気に襲われたらしい。 本人の言によると、ほんの数分ウトウトしたとか。 重たい