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コロナ禍の転職活動でやったこと⑷【おまめの転職活動記⑤】


おまめです。

コロナ禍の転職活動で私がしていた4つのことについて。

①大手エージェント2社利用

②Twitterや企業HPから自分で応募

③徹底的な面接対策

④本を読む


今回は最後の④についてです。

【④本を読む】

私が本を読んだ理由は2つあります。

・思考を整理するため

・他人の言葉を借りるため

です。


まず1点目

【思考を整理するため】

転職活動は正直めちゃくちゃ迷う瞬間が多いと思います。

私は最初からある程度軸や行きたい業界・職種が決まっていて、エージェントにも「無形商材の営業がやりたい」「基本は人材業界で考えたい」と伝えました。

ただ、「人材業界は面接が厳しい」「想像以上にハードだ」というような話を何度も聞いたり(これはエージェントのビジネス的な考え方でもあったと思うし、私の性別や経験と向き合った上での言葉だと思うので否定はしません)、

「無形営業がやりたいなら広告やITの方がいいと思う」

「今の面接力なら有形商材の商社とか簡単に受かると思う」

もうこんなこと言われたら迷うにきまってるじゃないですか(笑)

私、転職活動するにあたって人に相談することはほとんどしなかったんです。実は新卒の就活のときに大手企業を蹴ってまで行こうとしていた某テーマパークを運営するグループの会社に受かって父に大反対されて内定を辞退した経験があり、(今はそれが正解だったとおもってますが)自分ひとりで考えて決めたいと強く思っていたんです。

親にも、大好きな姉にも、一番仲のいい友達にも、信頼している人生の先輩にも、「転職活動してるよ」以外のことはほとんどいいませんでした。

だからこそ、私に転職活動のアドバイスをくれるのは基本エージェントです。ただ、人対人ですしエージェントもビジネスなので、すべてを鵜呑みにするのはやっぱり違うなと。

それに自分で納得して選んだ道ならたとえ間違ったとしても別にいいじゃないですか?

だから私はポジティブ思考になれるような本をとにかく読みました。

堀江貴文さんの「ゼロー何もない自分に小さなイチを足していく」「好きなことだけで生きていく

スティーブン・R・コビーさんの「7つの習慣

近藤悦康さんの「はたらくを、しあわせに

北野唯我さんの「このまま今の会社にいてもいいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法


7つの習慣に関してはダークな気持ちが少しでも沸いたら読むようにしていたので、かなり読み込んだ1冊かなと思います。(笑)

何かに迷ったり行き詰ったときに成功した人々の言葉は心に響きます。

そこで自分の思考を整理して、また新たな気持ちで転職活動に向き合うのが自分にはあっていたなあと思います。

どっちみち、影響されやすいタイプの人は何事も鵜呑みにしすぎないことも大事だと思いますが!

ただ、どちらかというともう一つが大事で

【他人の言葉を借りるため】

私は特に自分の気持ちを言語化することが得意ではないので本を読んで”他の人の言葉を借りる”ことは面接で大いに役に立ちました。

ポイントはあくまで「言葉を借りること」です。

本を出版するようなプロフェッショナルの人々のマインドや言葉はもちろん参考にはなりますが、それをまるまるマネして自分を取り繕ったり、嘘をついりしたら面接官に見抜かれます。

だから例えば「なんでそんなに営業がやりたいの?」

というような質問に悩んだとしたら1冊営業に関する本を読みます。その中に共感できるマインドやフレーズがあったら、自分の経験や考えと絡めて話しました。

本を読んで「私が普段考えていたことってこういうことだったのか」と気づくことがあります。そうなったら言葉を借りても説得力のある話ができるのではないかなと思います。



以上が私の転職活動でやった4つのことでした。


結果「ベンチャー」「人材業界」「スキルアップ・キャリアアップにつながる」「やりたいことに挑戦できそう」そんな自分の望んだ企業に内定することができ、無事に転職活動を終えました。

就職活動や転職活動って正しい正解なんてないと思います。

その時は正解に思えても会社に入って「やっぱちがった…」と思うことも往々にしてあります。(新卒の3年以内の離職率は3割)

私もその一人です。

たった数カ月間の就職活動や転職活動で人生の大筋が決まっちゃうのなんて、本当にばかばかしいシステムだなと私は思います。

「やりたいことなんて特にない、将来どうなりたいかなんて今わかるわけないよ」

新卒の就職活動中の自分がそう思っていたように、今後もそんな風に学生は悩んで、例に倣って就活して、企業もセルフプレゼンテーションが上手い学生を選ぶだけ、就職活動に失敗したり、短期離職した人はその後生きづらくなる…

こういった山ほどある課題に少しでもインプレッションを与えたいからこそ、私は人材業界への転職を決めました。


人生で多くの時間を費やす「仕事」を好きな人が増えますように、納得した選択ができますように。


以上、誰に届けたいわけでもない自分の転職活動記でした。

まだまだエージェントとの付き合い方とか書きたい記事があるので、気が向いたら書いていきたいと思います。