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ちょっとした勇気

人は生きていくうちに様々な悩みに遭遇する。
・もっと収入を増やしたい
・もっと人生を楽しみたい
・もっと自由な時間が欲しい 
・もっと自分を好きになりたい など。

アドラー本「幸せになる勇気」の本にもこんなことが書いてあった。

多くに人は過去の原因に目を向けていて、現実を捉えられない

アルフレッド・アドラー

「子供の頃にいじめられたから〜」
「勉強が苦手だったから〜」
「不器用だから〜」
「過去の出来事がトラウマとなってしまい、だから今こうなっている」と
一見すると因果関係があるように思える。
しかし、原因(過去)と結果(現在)には何の繋がりがないのだ。
私も含めて、これらの様に考えてしまう。
そのほうが楽だからである。

原因ではないことを、あたかも原因のようにして
自分自身を騙して生きている方が楽なのだ。
つまり、自分が自分に嘘をついている。
なぜなら、これ以上自分が傷つくのが怖いからだ。
自分を援護しているのだ。

では、いつまでそうしているのか?

「過去は変えられないが、過去に起きた出来事の意味は変えられる。
すると、今が変わる。今が変わるから未来が変わる。」

アルフレッド・アドラー

過去に起きた悲しい出来事も「意味づけ」によって違ってくるのだ。
世の中が全く違って見えてくる。

「三日あれば人は変われる」
「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。」
「人生は極めてシンプルである。」

アルフレッド・アドラー

そこで必要になるのが、
「ちょっとした勇気」である。
人は知らない世界に一歩踏み出すことを無意識に恐れている。
そのくせ「幸せになりたい」「人生を謳歌したい」とか言う。
「でも、もしかしたら?」「うまくいかなかったら?」と現状にとどまる。

あなたを変えるのは、
世の中の成功者の話でもなく
自己啓発セミナーでもなく
あなた自身である。


#669 2023/12/16

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