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リーダーの役目

チームにやる気が感じられない
言われたことしかやらない
チーム全体がなんとなく冷めている

チームリーダーの経験がある人なら
そんな想いを抱いたことがあるはずだ。

リーダーの立場になれば、他人の仕事ぶりが
気になってくるものだ。

あえて強い言い方をすれば
「たるんでいる」という感覚である。

人が集まってプロジェクトを進めると
そこには、
「自ら行動を起こす人」
「言われれば行動を起こす人」
「なかなか動こうとしない人」が出てくる

チーム間のやる気のギャップがあまりに大きかったり
一部の人しか行動していないと、
そこからチームはおかしくなっていく。

「現状でもチームは機能しているし・・・」
「結果さえ出ていれば・・・」
「多様性の時代だし、やり方は時とそれぞれ・・・」

もし、チームリーダーがそんな言い訳をしながら
やり過ごそうとしていないだろうか?

すでにバラバラ状態で崩壊していることすら
気づいていないだろうか?

これらに気づいていたとしても、
ついつい「どうやってモチベーションを高めればいいか」という
発想にとらわれてしまう。

そもそもリーダーの仕事とは何か?
従来のリーダー論で言えば

目指すべき方向を指し示す
個々のパフォーマンスを高める
先頭に立ち行動で示す
チーム内を鼓舞する

しばらくは、なんらかの効果が出ることもあるが
当人の認知が変わらなければ、必ず元に戻ってしまう。

少なくとも「社会人としての義務」「組織人としての責任」などの
「べき論」は、明らかに効力を失っている。

「業界ナンバー1を目指そう!」などと語っても
外因的な刺激だけでは、人は行動を起こさないと考えてもいい。

これからのリーダー像は
根性論でも精神論でもなく
チーム内に見えている景色を変えること
メンバーそれぞれの内面を変えることが必要である。

すなわち、
ゴールをデザインする。
自己効力感を確保する

我々はこのゴールを達成したい、そして実際に達成できる気がする
こんなチームをデザインする。

823 2024/05/19

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