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お~い、中村君・・・

彼とは「ファイナルファンタジーⅩ」を一緒にプレイした。
そんな時分のお話です。

彼の苗字は「中村」でした。
彼と知り合ったきっかけは、彼の弟が「友達」と一緒に
「わいわい」と話しながら、我が家の前をとおり
子供の声が、不愉快だったボクが、窓を軽くたたいたら
窓が割れて、弟さんたちが驚き、彼がその後
ボクに意見してきたところから、発展して友達になりました。

彼は若く、いまでも20代のはずです。
彼のお父さんは、ボクとさほど変わらない年齢です。

弟がいじめられたと「勘違い」した彼は
ナイフを持ってボクの家に来ました。
それをちらつかせたけど、ボクには効果がなく
話をしているうちに、共通点を見つけ
だんだんと、ボクと息が合っていって、友達になりました。

ボクは「人と人は、じゅうぶんに話をすれば分かり合える」
と考えています、それが人というものであり
ほかの動物にはできない「コミニュケーション」のとり方だと。
そう考えているからです。

和んできて、話を進めるうちに
彼はドイツで暮らした経験があることが判明しました。
そのときにボクが言った言葉が
「ドイツって、あのアウトバーンがあるという?」です。
車が嫌いなはずなのに、なぜかそう質問するボクは
「アドリブ王子」なのでしょうか?

彼がボクに興味を持ったのは
それも、理由のひとつだったに違いありません。


ボクが彼と会うのは、彼がボクの家に遊びに来たときだけでした。
彼の家に行くわけにはいかず、近所の評判もあるので
彼のほうから遊びに来てくれました。

彼は当時、高校生でしたが、帰国子女である彼に
教えてもらうこともあり「ためになったこと」も多くありました。

1・「ラマダン」では「朝飯」と「昼飯」は食べないけど
夕食は食べてもいいということ。

2・彼が、ドイツの不良と喧嘩したとき
柔道の「袈裟固め」をかけられ、抵抗できなくなり
それが悔しくて、柔道を習うようになったこと。

3・彼の父親は「浜松の自動車会社」に勤めていて
給料を50万くらいもらっていたこと。

4・母親は、ボクと同じ高校の出身者で
ボクの2年先輩にあたる人であること。

いま記憶に残っているのは、それくらいですが
有益な情報も聞いたように思います。


彼は大学受験に「千葉県の大学」を選びました。
合格して、彼とは別れることに・・・

その1年後の正月に、帰郷した彼と
近所のスーパーで、偶然(?)出会いました。
元気そうでした、変わっていませんでした。

そのとき、彼のお父さんたちが「引っ越す」と聞きました。
彼はもう、ここには来なくなるとも聞かされました。

それ以来、会うことはありません。


何年経ってもいいから、また会いたいです。
その後、彼がどんな経験をしたか、聞いてみたいです。


年の差はあれど、数少ないボクの親友ですから・・・

ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。