犬も歩けば…！

日本には『犬も歩けば棒に当たる』という有名な「ことわざ」があります。

意味として調べたらこのように記載されていたのです。

(原義)には『犬がふらふらと出歩くと、棒で殴られるような災難に遭ったりする。じっとしていればよいのに、余計な行動を起こすべきではないとの戒め』とあるのだが(俗用)には『行動を起すと、幸運なことでも、災難なことでも、何らかの経験をすることができる』とあるのです。

「上方かるた」の冒頭の句である『一寸先は闇』に対して『犬も歩けば棒に当たる』は「いろはかるた」の最初の札を構成することわざである、ということらしいのです。

ボクは金銭的に余裕がない期間が長いゆえに、自転車を買うだけのお金もなかったしバスに乗る運賃も節約してきたから、よく歩いてきました。

そうしたら、かなりの戦利品を手にすることが出来たのです。

「こんな物まで落ちてるの？」というようなめずらしいものまでが、路上に落ちていたのです。

「捨てるからには理由がある」とも考えられますが、リア友が言うには「拾った物は塩で浄めれば良い」とのことなので、必ず塩で浄めています。

買えばかなり高価なものまで落ちていましたから『犬も歩けば棒に当たる』の俗用の「よいこと」の方にあたるのですね。

「坂本九」さんの歌に「上を向いて歩こう」〈英題SUKIYAKI〉(作詞永六輔・作曲中村八大・プロデューサー草野浩二)があり、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・ノルウェー・ドイツでもかなりの売上になりましたが、ボクはこれからも下に注意を払いながら、歩いていこうと思うのです。

こんな曲もあります。

心は上を向いて、でも歩くときには下に注意を払いながら人生を渡ってゆこう、と思うのです。

今度、素敵なお姉さんでも落ちていたら、拾ってボクのものにしようと考えています。

「えっ、あれは落ちているのではなく、歩いているだけなのですか？」

「…ああ、こいつはうっかりだ！(by八兵衛)」