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方言をバカにしたときに・・・

この記事は2019年に書いたものです。


日本でも、他の国でも方言はある。方言をバカにしたときに、日本の衰退は始まったのであろう。

ボクが、東京の会社の寮で生活を始めたときには、地方からたくさんの人たちが来ていたが、みんな方言を使うのをためらっていた。ボクの住んでいた浜松に近い天竜市からも一人だけ寮に入った人はいても、方言を使うボクに対して「おまえ、やめろよ」というような顔をした。

方言は使わないほうがよいと思いますか?

誰が恥ずかしいと決めたの?

地方出身者も東京ではなまりのある言葉を使ってはダメなの?

外国でもそうなっているの?

すべて「漫才ブーム」がいけないのでしょう。
それまでもあった方言をバカにすることを助長させてしまったのだから。
ただそのときの「一時的な受け狙い」が、それ以後のお笑いの世界でも、方言をバカにするのを当たり前のものにしてしまったのです。


とくに東北地方の方言はバカにされやすく、東北地方の方は我慢強いから、それを受け入れてしまっています。

この現象も、いじめにつながっていると思われるのですが、そう思う人も少なく、ごく自然なものとして、日本には存在するのです。

若者のいじめの件数を考えるより、「自分たちがしてきた、いじめ(方言をバカにすること)をやめるのが先だ」というのを、ボクの最後の言葉として、おわりにします。

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ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。