自然の織りなす色彩
刺繍をするものにとっては色選びも、楽しい且つ大切な作業です。
色が決まっているものを刺すにしても、どんな布に刺すかとか。
いろんな色があるものや、家や服など、色を自分が決められるものを刺す場合は、色相環を見るようになりました。
たとえば、こういうのですね。
これを見てどう決めるかというと、一番簡単なパターンはコントラストがついて目を引く、反対側の色を使うやり方です。
草原の中の赤は、よく映えます。昔からよく絵画に使われてきましたね。歌にも。←♪緑の中を走り抜けてく真っ赤な…(笑)
色に関しては初心者なので、あまり多くの技を使えないのですが、私が作るおおむね5×5cmのなかの刺繍だと、明るさが同じ色を使うことだけは気をつけるようにしています。明るさが同じというのは、パステルカラーにパッションカラーを合わせたりしないということです。
こういったことは、刺繍家のannasさんの動画から教わって、できるようになってきました。
それでもなかなか、これでよかったのかななんてわからず、いつも迷いながらやっています。
それに引き換え、自然の色は、なんてきれいなのでしょう。
なぜ、適当に写真を撮ったそのポイントがこんなにもきれいなのでしょうか。
明るさもぴったり合っていますね。
桜自体の素晴らしさもありますが、秋は秋で、これですし。
イチゴの花だって素敵な配色。
色づかいに迷ったときは、これからは植物図鑑や風景写真などを見てみようと思ったのでした。