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夜の通話の手触り感

誰と話したかとかいう一切の前提を無しに本題に入りたい。

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人と会ったり電話するのが楽しい理由は、

やっぱり100人が100コのストーリーを持ってるし、

自分と全くちがう人格、価値観や品格を持っているからだよね。

自分だったら思わないことを思って、

自分だったらしない行動を選んでいる。

それを聞くのがとても楽しい。


今回の相手はなんだか特別な存在の人で、不思議。

私には全く似てないタイプでSNSも控えめ。

電話をする前のイメージを色で表すなら

明るい色ではなく、艶のある黒。冬が似合う。

私はインスタでバンバンバンバン自分の全てアイデンティティを露出させる様な、遊園地的インスタグラムであるので、

みんなが私がどんな人かを知っているし、扱い方などもわかっていると思う。

この前、久しく会った友人に、久しぶりだねというと、

お前の投稿を毎日見るからそんな気が一ミリもしないと言われた程だ。


一方の相手の方は、どんな人かが掴めない、投稿の系統が揃っていて、

綺麗な旋律のクラシック音楽の様なアカウント。

私がいくつか小石の様な話や質問を投げただけなのに、

隕石の様に衝撃的な、切り札級の話が、ズバズバと降り注いできた。

あまりの衝撃に絶句しそうになるのを、冷静を装って脳で高速処理をした。

電話をした後のイメージを色で表すなら

薄橙色、黒みがかった紫、白。


これを通して、やはりインスタを始めSNSは人間一人一人の一面、

いや、一角ほどしか見えていないにもかかわらず、

私たちはあたかもそれがその人の全てであるかの様に錯覚をしている。

のではなかろうか。

少なくとも、今回電話をした相手はその好例で、

ギャップがとても面白かった。

コペルニクス的転回に匹敵する見方の変異。

初の電話で私にあれほどの弱みとも言えることを吐露したのは、

私の話の引き出し方がうまいのか、相手の素直な性格の露呈か。


最後に、

私は真面目キャラなので、真面目な感じの、目標のある人と電話をする事が多いが、

目標がある人ない人も、やる気がある人もない人も、考えている人もそうでない人も、整合性のある人もない人も、品格がある人もない人も、

ロジカルでもノンロジカルでも、

アルゴリズムもている人も ないゴリズムも、

アルデンテな人も ないデンテでも、

アルコールが好きな人も ないコールな人も、

誰と電話しても楽しい。

素直であれば

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