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休学の話〜2020年10月から12月末まで

2020年10月、半期が終わり高校生の学習の担当にプラスして、新しく中学生の英語科の担当になった。希望してなったわけではない。なんならあまりやりたくなかった。中高大とやってきた科目の中で一番嫌いな科目が英語で、高校では赤点ギリギリだった。それでも、生徒たちに科目を教えるのではなく、学習法を身につけてもらうんだという気持ちで目の前の仕事に取り組んでいた。
高校生学習では、後期に向けてどのような取り組みをしていくのかを具体的に言語化して計画を立てていた。半年で感じてきたことを踏まえて何をしたら生徒たちにためになるのかを考えるのが、とても難しかったけど楽しかったのを覚えている。


2020年11月、高校生の学習を一緒に担当していた職員さんが、他事業に異動になった。いてくださるのが当たり前で、少しずつ自分でできることは増えていたものの、職員さんがやってくださっていた範囲はすごく大きくて、話を聞いた時は、どうなるのか不安しかなかった。その施設で高校生の学習を担当しているのが私だけになるのだ。しかし、滅多にあることではないから、同じ施設の職員さんたちがかなりフォローしてくださり、なんとかなった。
平行して、英語科でも新しいプロジェクトが進行していた。英語科を担当していた職員さんにどれだけ助けられたか。11月以降が色々ありすぎてどう助けられていたか思い出せないけれど、しんどいことが多かった割には元気でいられたのはその職員さんのおかげだったと思う。

2020年11月末、突然職員とインターンが勤務より少し早い時間の会議に集められた。休みの人もできるだけ参加するように、とまで予定に書かれていて、何かあったのかと同期とのんきに話していたが、内容はのんきなことを言っていられないようなものだった。

中学生英語科の職員が12月から休職する。期限は3月まで。

その職員さんは、誰からも頼りにされていたし、実際やっている仕事もかなり多かった。だからだったかもしれないし、そうじゃないかもしれない。その会議では、何人もの職員さんが泣いてた。私も泣いた…なんでかわからないけど。心の中では、決まったことだしどうしようもないと思っていた。


2020年12月、中学生英語科の職員さんがいなくても日々の施設の運営は続けなければいけない。中学生の英語の授業もこれまでも変わらずあった。11月の内に業務を整理して、私だけでもできる業務量に調整してくださっていたけど、それでもやらなきゃいけないことと、考えなきゃいけないことだらけで、心と体がいっぱいいっぱいだった。


2020年12月31日は、インターン同期の家で過ごした。インターンが始まってから9ヶ月が経って、あと3ヶ月で終わってしまうという事実が信じられないというような話をインターンでの活動を振り返りながらした。あとは、インターンが終わってからどんなことをしたいのか、するつもりなのかという話も。とにかく時間があっという間で、気づいたら2021年になっていた。


2021年1月以降は次の投稿へ…

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