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休学の話〜2020年7月から9月末まで

2020年7月、本格的に高校生の学習を担当するようになった私は、自分に何ができるのわからないでいた。その「わからない」を解決しないで、活動していたとき、正直あんまり得意じゃなかった職員さんとの1時間の面談の予定が飛んできた。

結果を言うと、その面談があって本当によかった。かなり心を抉られたけど。
私が思考停止して活動していることは見透かされていたし、間違いない事実を突きつけられたのだ。そりゃ、痛い。
ありがたいのは、痛い思いをさせるだけじゃなくて、目的思考という打開策をちゃんと示してくれたことだと思う。なんのために学習をするのか、どんな高校生になって欲しいのか、理想の高校生の姿になっていくために、自分は何をする必要があるのかというような思考のフレームをもらった。
職員さんのおかげで、目的と問いをもって活動できるように少し変化できたし、自分の思考停止するという悪い癖に気づくことができた。


2020年8月、生徒たちは夏休みだったが、自分に夏休みがあるわけではなく、暑さで少し疲弊していた気がする。日々の施設の運営だけでなく、夏休みならではの特別なイベントの運営準備など、忙しなく活動していた。そんな中あった職員研修は、もしかしたら1年間の活動の中で一番感動したかもしれない。
その研修まで、心の隅っこで、「私がインターンした意味があったのだろうか」と疑問に思う自分がいた。けど、その研修で施設の未来や、利用している生徒たちの未来を職員さんたちと想像して、共有していく中で、その疑いが完全に晴れた。職員さんたちが話してくれる未来は、とても明るくて、理想だったけど、現実的でもあって、さらに、生徒たちへの期待に溢れていた。
私がインターンに応募して、今活動しているのは職員の皆さんと出会うためだったし、出会えたこと自体が自分にとっての価値だと思えた。


2020年9月後半、8月の研修や、半期の振り返りを経て、モチベーションが上がったのにも関わらず、プライベートの面でしんどくて活動にも影響が出ていた。
一番は、コロナの状況によって帰省できなかったのが大きい。会えると思っていた家族にも友達にも会えない、何もない休日が孤独で、寂しかった。コロナがなければ…と何度思ったことか。
もう一つあげるとするなら、少し焦っていた。同級生たちは、教採の結果が出て、進路が決まっていくのに、私は立ち止まったまま。インターンの活動を頑張りたい気持ちはもちろんあったが、頑張った先が見えず、不安でいっぱいだった。


10月以降は次の投稿へ…


ちなみに、この文章は3ヶ月ごとにあったインターン生の振り返り会のために作った資料を見ながら書いている。もう約2年も前のことだと、その当時のしんどさは全然思い出せないけど、資料見るだけで、だいぶしんどかったのがわかる文章が多くてよく乗り越えたなぁと過去の自分に関心する。

今の自分と比較するにはちょうど良いのかもしれない…と思って全然投稿できてないけど、諦めずに続けようと思う次第。

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