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最近、こんな本読んだよ『言葉にできない、そんな夜。』

どうも、シンスケです!

以前、とある夜にNHKを流していると目に留まり、そのまま面白いなと見ハマっていた番組があります。

この番組は、小説家やアーティスト、お笑い芸人といった言葉のスペシャリスト達が各週入れ替わり登場いたします。
そして、日常に潜む『気持ちが揺れ動いたあの瞬間。表現したいのにボキャブラリーが追いつかない!』そんな時にそれぞれの表現を用いて、上手く言葉にまとめてくれます。

そんな番組が、書籍となって出版されていたので手に取り読みました。

以前に放送されていた番組の内容を、もう一度思い出しながら読み進めていました。
私が好きな村田紗耶香さんも登場されていて、小説家の皆さんはそれぞれの表現方法が流石だなと感心していました。
その他、アーティストは小説家と違いメロディーに言葉を乗せる事に重きを置いています。なので、母音や子音にも意識した言葉選びをするそうです。
改めて、本で読むと一つ一つの言葉に新鮮さがあり新しい発見があります。

中でも印象に残ったのは、タレントの橋本愛さんの言葉でした。

お題は『昔聴いていた曲をふと聞いた時の気持ち』でした。

それを、橋本さんは
「心臓にレモンをしぼった感じ」
と表現されていました。

全く新しい言葉なのに、何の違和感も無く受け止める事が出来ました。
日々、日常的に使用する慣用句。便利になり過ぎて使い古され新鮮さが無くなりつつあります。そんな中、この様な新しい言葉にふれる事で頭の中が活性化されていく気持ちになりました。

面白かったので皆さんも是非お読み下さい!



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