文野絵巳

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最近の記事

ガリガリ、ヨレヨレ、ギリギリ状態・・・

残暑お見舞い申し上げます 最近まで体調不良でダウンしておりました~ 病院ではコロナ、インフル、溶連菌(-)でただの夏風邪、 咽頭炎という診断でしたが 39度以上の発熱があり、その後もなかなか熱が下がらず 消耗しました・・・ 母の介護負担がピークに達して身体が耐えきれなくなってたんだと 思います 何とか37度台の微熱に落ち着いたところで 今度は母の体調が悪化して入院することになりました (その際は、ケアマネさんにたいへんお世話になりました  かかりつけ医に相談してもどうに

    • 全体を観る

      こんばんは  歯科医のブンノです 私は自分の矯正治療が上手くいかず体調不要に陥って、長らく歯科から離れていましたが、15年のブランクを経て お師匠の先生の元で歯科の勉強を再開しました そこで何より衝撃だったのが 「全身を観る」ことの重要性に気付いたことです 以前は歯しか見ておらず、顎関節~顔面~全身の歪みなど 全く意識していませんでした 歯医者は「歯」だけ見ていればいい・・・そう思い込んでいました それがとんでもない誤りであると、遅ればせながら気付きました 口の中だ

      • ながら歯ブラシで歯が動く!?

        こんにちは~ 歯科医のブンノです。 私はただ今歯列矯正中でして、1回目は4年半、2回目の現在は3年数か月経過した大ベテラン患者です。 こんどこそ治療を成功させるべく最高の先生に診ていただいていますが、それで安心かというと大間違いなのですね。 歯並びを悪くするような良くない生活習慣を患者が行っていると、いくら先生の治療技術が素晴らしくても、その効果が十分に発揮されず 上手く治らないし、治療後にまた悪くなってしまうのです。 そのことは十分承知しているつもりでも、ついつい気

        • ブラックジャック・・・

          こんにちは 歯科医のブンノです 今夜、実写版のブラックジャックが放送されますね~ 昔持ってたハードカバー本のリアルな表紙絵にそっくりのビジュアルなので 楽しみです ・・・あ~ブラックジャック、なんで処分しちゃったのかと後悔してますが、 当時は心身共にガタガタになってて、何もかも嫌になって手放さざるを得なかったんですね 大学の卒業証書と歯科医師免許も一度はゴミ袋に突っ込んだんですが、結局捨てきれずに取っています (折りたたんだのでシワシワになってますが) もう歯科医療には

        ガリガリ、ヨレヨレ、ギリギリ状態・・・

          顎関節症の放置は危険

          こんにちは 歯科医のブンノです。 私は学生時代、アゴがカクカクするな~と気付いていましたが、痛みもなかったし、そのうち気にならなくなって放置していました。 25歳で始めた歯列矯正治療でも、顎関節の診査は一切行わず。 46歳になって再矯正治療をする際、初めて顎関節の検査をして 「顎関節症」だと認識しました。 かなり進行しており、とくに左側の下アゴは骨がすり減って短くなっています。 こうなってしまうと治療しても咬み合わせが不安定なままになるので、 顎関節症は早めの対応が

          顎関節症の放置は危険

          寝耳に水の「顎関節症」

          こんにちは 歯科医のブンノです。 私の2回目の矯正治療で、真っ先に指摘されて驚いたのが 「あなた顎関節症」でした。 高校生の頃、なんかカクカクいってた記憶はありますが、そのうち気にしなくなり、痛みもなかったので顎関節のことを全然意識していませんでした。 ただ、近年右耳が詰まったようになっていることは気になっていて 診療チェアーで右側から話される先生のお声が良く聞こえず、治療し始めのころは頻繁に聞き返していました。 それが治療が進むにつれてだんだん改善していき、今では甲

          寝耳に水の「顎関節症」

          痛恨の診断ミス

          こんにちは 歯科医の文野絵巳です。 私は20代で受けた矯正治療が上手くいきませんでした。 前歯は歯根吸収を起こし、奥歯はガタガタで噛めないし、 「こんなはずじゃなかった…」の連続でした。 治療が計画通りにいかなかったというのもありますが、診断そのものが間違っていたことが一番大きいです。 この痛恨の診断ミスを繰り返さないためにも、多くの方に知って頂きたいです。 私は上アゴの小臼歯を2本抜いて、空いたスペースに前歯を引っ込める治療を行いました。 そうするのが当たり前だと思

          痛恨の診断ミス

          しくじり歯科医の失敗矯正

          こんにちは 歯科医の文野絵巳です。 ・・・といっても19年前に自分の矯正治療に失敗して歯科医療が心底嫌になり、診療から離れ、歯科に関する物はほとんど処分して暮らしてきました。 それが3年前に一念発起で始めた再治療で本物の「治る歯科医療」を体験し、多くの方に知って頂きたいと歯科医として発信していくことにしました。 長いブランクがあり、いやそもそも元から何にも解ってなかった自分ですが、長年患者として苦しんだ経験を歯科医自らが語ることには意義があると思いました。 日本の歯科

          しくじり歯科医の失敗矯正

          コメントありがとうございます

          Tさま コメントお寄せいただいてとても励まされました。 NOTEのコメント返信の仕方がわからず記事でのお礼となりましたことを おゆるしください。 治療を後悔し、苦しみ、悲しむ患者さんがこれ以上出ないように 正しい診断と適切な治療が行われるように 私の主治医であり恩師である先生の咬合療法を広く知っていただけるよう 発信していきます。 応援ありがとうございます! 文野 絵巳

          コメントありがとうございます

          昼寝で出っ歯に!?生活習慣がもたらす歯並びへの悪影響

          こんにちは。歯科医師の文野絵巳です。 週刊文春6月13日号の記事にコメントを寄せさせていただきました。 歯列矯正藤井聡太に棋士が「抜くな、削るな、被せるな」 私自身の矯正治療についてお伝えします。   参考文献:顔・からだ・バランスケア ーお口の健康を保つために      筒井照子先生      医歯薬出版株式会社  

          昼寝で出っ歯に!?生活習慣がもたらす歯並びへの悪影響

          歯列矯正藤井聡太に棋士が「抜くな、削るな、被せるな」 

          週刊文春6月13日号の記事にコメントを寄せさせていただきました。 私自身も約五年間矯正治療を行った事がありますが、上手く治らず治療後は長年咬合違和感に悩まされました。 後で知ったのですが枕に顔の片側だけを埋めて寝たり頬杖の習慣があると、歯列に圧迫力がかかって本来左右対称のU字型の歯列が歪んでしまうんです。 私は机に突っ伏して寝るクセがありました。 悪くなった原因である生活習慣を改めなければ治療もうまく治らないし、また再発するでしょう。 生活習慣で歯並びに重大な影響が生

          歯列矯正藤井聡太に棋士が「抜くな、削るな、被せるな」 

          週刊文春記事補足 歯列矯正藤井聡太に棋士が「抜くな、削るな、被せるな」 

          週刊文春6月13日号の記事にコメントを寄せさせていただきました。 紙面に入りきれなかった詳しい内容をお伝えします。 今年になってからメディアで藤井さんが歯列の矯正治療を始めた事が報じられています。 藤井さんの矯正はこれが二回目。 十代前半の時に非抜歯の矯正を行って行っており、今回は上あごの第一小臼歯を二本抜歯しているようです。 十四歳でプロ入りした直後の写真を見ると、左側の犬歯が少し飛び出しているものの、顔はほぼ左右対称で大きな問題はないように見えます。 しかしその後の

          週刊文春記事補足 歯列矯正藤井聡太に棋士が「抜くな、削るな、被せるな」