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太のストーリー

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生きる姿を、音楽と。太のストーリーを紹介します。
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#私の仕事

渋谷の明治通り沿いで迎えた絶望的な朝

下北沢のチェーン店で「夜中に蕎麦をすするのが似合う」と言われてから7年の月日が経っていた…

欲しいのは評価じゃなくてヒット作

SNSをスクロールしているときに、たまたま目にしたネットの連載記事のタイトルに入っていた名…

一体いつまで僕は騙され続けてしまうのか

僕の前職は、広告代理店の下請けの制作会社だった。 沢山の広告代理店と一緒に仕事をした中で…

寛容な時代になっても変わらないこと

「あとはお願いしても良いですか?」 社内のチャットツールに入った土屋さんからのメッセージ…

無駄と言われても声は上げたい

5年前、僕が転勤で東海地方に住んでいた頃の話だ。 当時勤めていた会社で、自主提案していたイ…

「なんとかできる」と思えるのは少しずつ積み上げたから

先月は転職前の有給消化期間でせっかくの長い休みだったけれど、飲み会や旅行がコロナの影響で…

不貞腐れた後輩の姿は、5年前の僕でしかなかった

社会人1年目。 希望が通らなかった配属先が不満で仕方がなくて、職場で不貞腐れている時期があった。 笑顔を一切見せないようにして、話しかけられても最低限の相槌に留め、この世の終わりみたいな表情でいることをひたすら心掛けた。 幼稚極まりないけれど、会社に対して自分の気持ちを意思表示せねばという思いでの行動だった。 担当している仕事自体は真面目にやっていたからか、職場でそのことを直接咎められることはなかった。 だけどある日、酷い態度を続ける僕に痺れを切らした上司の島田さんが、飲みに

最後に笑うのは正直な奴だけだ

僕は今、広告業界の制作会社で働いている。 働き始めてから、数年の歳月が経った。 仕事内容を…

「できない」と言えるようになった僕らの”のびしろ”

お昼ご飯を食べるためにつけ麺を茹でながらスマホを開くと、環からLINEが入っていた。 このnot…

世界が終わる夜に

僕が高校2年生で、16歳の頃。 当時、毎日のように聴いていたラジオ番組、TOKYO FMの「SCHOOL O…

五月、「ここは自分の居場所じゃない」と思ったときに

今から7年前の五月。 社会人1年目。地方に赴任してすぐに開かれた、新人歓迎会でのことだ。 た…

働くことは、許すこと。

最近、都合の良い夢ばかりを見た。 とてもとても都合が良い。 夢には、疎遠になった昔の友だ…