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きょうだいの不登校はなぜ多い?
まずは、クラウドファンディングについてです。
6月12日にはクラウドファンディングを始めるとこのnoteでお知らせしましたが…
間に合いませんでした!!すみません!
どんなに遅くとも6月中には公開します!
どうかその際にはご寄付のご協力をいただけますと幸いです。
さて、今回のタイトルのきょうだいの不登校についてです。
例えばこんなご家庭(実例ではなく私が考えたエピソードです)
子どもが二人いて、小学校2年生のお兄ちゃんが不登校に…
はじめは登校できるようにあれこれしていたが、そのことがお兄ちゃんを苦しめていることに気づき、登校を無理に促さなくなりました。
家で穏やかに過ごすように。
弟はその2年後に小学校に入学して、半年後には不登校に…
きょうだいで共に不登校ということは教員時代によく聞いた話です。
なぜこのようなケースがあるのでしょうか?
要因は「学校に行かなくても何とかなる」という気づき?
「"令和型不登校"対応クイックマニュアル(編著 上村栄一 株式会社ぎょうせい)」によると
![](https://assets.st-note.com/img/1718237373749-RhTQp6kRAu.jpg?width=800)
令和型不登校の理解に関連して一つ仮説があります。それはその子が「休み続けるのって、ありだったんだ!」ということに、リアルに気付いてしまうことの影響です。
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「リアルに気付く」の一つの典型が、すでに上のきょうだいが不登校の状態にあり、「学校に登校しない」「平日でもしばしば朝寝坊して起きてこない」「夜遅くまでゲームしている」といったあり方を知ってしまった場合です。
上のきょうだいが「朝寝坊して起きてこない」とか「夜遅くまでゲームをしている」ような生活に憧れて不登校になるケースが多いというよりは、学校が合わなかったり、違和感を感じたまま通うことが辛かったりしたときに、不登校という選択肢がある子どもは不登校を選んでいる、ということだと思います。
例えば、フリースクールに通うことで教育がしっかり受けられるならば、不登校というのはただ単に書類上在籍している学校に通っていないというだけで、もはや子どもは学ぶ場を選んでいることになります。
考え方によっては、きょうだいが不登校であることで、違う生き方を知り、生きる選択肢を増やすことができた、と捉えることもできます。
子どもが学校を選ぶ時代が訪れつつある気がします。
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