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コロナがもたらす本質的な生き方への回帰。人は、愛のためだけに生きる。

コロナが世界をめちゃくちゃにしている今、自分にできることを日々模索しながら、このコロナがもたらす、本当のきっかけについて考えてみた。

ファッションやファッションテック業界のwithコロナ&コロナ後を書くその前に、どうしても確認しておくべきことがある気がした。

コロナによって、世界中の人々の、生きる上での大きな意味や、コンセプトが変わって、それがあくまでファッションの在り方やファッションテックのあり方へ影響するのであって、まずはその大きなコンセプトの変化について考えてみたい。

毎日ニュースをチェックしているひとは、私が格段に新しいことをいう訳でもないことは先に謝っておきますw

誰と一緒に働いて、誰と一緒に生きたいか。

私も母親なので、このコロナで大打撃を受けたのは、世界の経済だけではなく、いわゆる家族という小さくも偉大な「世界」も強制的に様々な変化を強いられたと思う。私の家も間違いなくそうで、ただでさえ鈍速な在宅ワークの中で、転園予定だった園から感染者発生により、登園自粛要請からの夫婦でまだ一歳にも満たない我が子の世話が始まり、とにかくバタバタ。夜もまだ数回起きるなど、私たち夫婦はとにかくバッッッッッタバタ。この一ヶ月は仕事にはならなかった。それと似たような状況が、いったいどれくらいの家庭で起こっているのだろうか。

不安と同時に絶対に家族を守ってみせるという強い意志と、
守りきれるのかという怖さと戦いながら、はっきりとしたことがある。

私は家族のために働いてるのだ、業界のためではない。

今までは使命感たっぷりで何かを変える的な強烈な思いがあったところを、それが柔軟に形を変えて、家族という大きくて強い「理由」みたいなものが

はっきりとわかった。

大半の現場を動かす人たちの多くは、業界のためになんて働いちゃいない。今目の前のお客様、今目の前の愛すべき家族を幸せにしようと、懸命に働いた結果がビジネスとして売り上げになっているだけなのだ。

私は家族と幸せになりたい。

家族を幸せにしたい。

本当にシンプルにそう思ったし、強く思った。
これ以上に私が何かに挑戦する理由なんてない。

そして働く人たちの幸せや、顧客の生きる価値をアップデートできるものが、もっともっと今まで以上に求められるのだ。

みんな、家族を幸せにしたい。つまり、幸せにしてくれる企業が必要なのだ。小手先の安値じゃない、時間を浪費するだけの安っぽい経験でもない、それ以上の大きな価値を求める、ということを意味するような気がした。

生きるを彩るものは何か。

それはコミュニケーションに他ならない。
「触れる」と言う行為だったと思う。

仕事、友達、旅先で出会う見知らぬ人、名もなき風景。なんとまあ、たくさんの価値を与えてくれていたのだろう。

すべて当たり前だったではないか。

そういった出来事に触れること以上に、今となっては人に触れることもままならない。ハグすること、握手すること、もしかしたら日本では全然実感がないかもしれないけど、海外の人たちにとって、コロナ後のハグは大きな意味を持つ。想像するだけでも泣けてくる。

部屋の中にこもり続けることで、外に出て「触れる」という行為がいかに人生を彩っていたのだろうか。

ファッションもしかり、買いに行くこと、着て街に出ること、着ることで自分をアゲること。

しかしこのコロナではっきりしたことは、誰かのために服を着ていたわけじゃないってこと。

自分のヴィジョンそのものがスタイル(生き方)になっているのであって、在宅だろうがなんだろうが、キメてないのであれば、それは本当のファッションバカではないのだ。

コロナ前よりガンガン服を買っている。もうガンガンだ。高くても買うようになった。外出しないのでむしろ服にかけられる予算が増える。

客単が妙に上がっている奴がいる、と思ったら、おそらく私だろう。

在宅ワークについて言えば、その素晴らしさは十分わかっている、妊婦だったから超理解している。

しかし、廊下で誰かと立ち話した時に出たアイディア、飲み屋で何気なく出た構想、これがどれだけの価値があっただろう。

毎日出社する会社という「場所」が美しいのではない。
コミュニケーションによって生まれる「生の空間」が美しかったのだ。

それが、大学や高校に言っていた理由と、大人になっても何も変わっちゃいない。みんなに会いたかったから、行ってただけにすぎない。それでいいんだ。

人から「触れる」を奪えば、なんと簡素な人生なのだろう。

コロナ禍で、テックの新陳代謝を強制的にしてみての、なんだ一斉にやれるじゃん感

残念なのことに、コロナが奇しくも与えたポジティブな影響は、テレワークや遠隔医療への理解と急速な普及、最新技術への注目度と先見の明の重要さを気づかせたことかもしれない。

でもそれって真似事だよね、新しいことを産んだ訳じゃなくて、新しいことに従っただけだよね。というところはぬぐいきれないとも思う。

これを機に、もやついてたこと全部テーブルの上にあげ、もっと新しいスタートアップや技術への投資や、失敗の美学みたいなものをよしとする風潮がぐわんと変わっていくのではないかと思う。

スタートアップへの投資は苦しい、という人が言う。
でも私は全然逆だと思う。

見て見ぬ振りができなくなり、ずっと手をつけなかったから、このコロナ禍でもう超大変なことになったことが、お心当たりの方もいるだろう。

未来を安泰にしたいなら、新陳代謝は欠かせない。日本がもし、このままのらりくらりやるのなら、本当に残念だけど、コロナにも負けない企業はすでにはっきりしているが故に、その企業の株はもっと上がるだけだろう。

本当に未来に影を落とすのは、こんなに大変な状況を経ても、べっちゃりとこびりついてしまった新陳代謝しない心なのかもしれない。

「ファッション業界を盛り上げる」という意味と方法は、正確に行われて、それは内部によるものなのか、異業種によるものなのか。

ファッション業界はもっと変わっていくことは明白だ。超アナログ至上主義だったから、治すところはいっぱいある。内部から変わるものもあるだろう。でも資金力と人材の質で、異業種によるキラキラした変化の方が有望だろう。

ファッションのwith コロナ、コロナ後は、また別に記述したいと思う。

コロナが終われば、全世界でポジティブなエネルギーがSTAY HOMEのダムが決壊するように外へ爆発して、チャリティーイベントや商品、サービスなどももっと出てくる。投資も活発になるだろう。未来に必要なもの、残したいものはなんなのか、はっきりしただろうから。

世界は前へと動き出す。もっともっと加速する。
その時に、人はもっともっと愛のために生きる。
これが鍵(動く理由、選択の理由=動機)になる。

コミュニケーションへの愛
仕事への愛
自分への愛
モノへの愛
経験への愛

愛すべき人たちへの愛

それをアゲてくれるモノやサービス、企業に集まり、価値を高めていくことになると思う。その企業のスピリット、将来的に実現したいことにも耳を傾けてくれるようになるだろう。
目の前の安っぽい何かじゃない、未来のためになるかどうかを足を止めて全員が考えるようになる。

なぜなら
みんな、そして私も、今もこれからも絶対に幸せにしたい人がいるから。



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デジハリ大学院ファッションテックラボ主宰。ish inc.代表。ファッションテックデザイナーとかいいながら未来とか世界とかかっこよくできること、圧倒的に面白いこと、愛だとか勇気だとかそんな青臭いモチベーションで、世間がアップデートされたら、結構いい酒飲めるよねって思ってます。
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