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今はnewjeansかなやっぱり。

複数の中から一つを選ぶことが出来ない。

"一番好きな○○は?"

苦手な質問だ。
そもそも一番を選ばせるな(その時々で気分による一位はあるんだけどね)。

勿論、苦手な物も嫌いな事も人並みにあるが、好きなこと、楽しいことも全部限度がない。
カレーライスもハンバーグもラーメンも一位で良い。
音楽や映画もそうだ。
好きなアルバムは挙げるとキリがないし、今も自分のライフスタイルに影響を与え続ける主人公のワンシーンを忘れる訳にはいかない(その時々で気分によるんだけどね)。

目上の人に奢って貰う場合は厄介だ。
"好きな物頼めよ"に対して、メニューの中から最適なものを選び抜かなくてはならない(食べたいものがあっても何故か言い出せないけどね)。

相手は本当になんでもいいと思ってるし好きなものを頼んで欲しいと思ってる。それも承知で気持ちのいい後輩になることが出来ない(勿論話を盛り上げることも出来ない)。

相手の様子を伺い気を遣っていても何も進まないが、一歩踏み出すことが出来ない。

変な拘りを持っていたり、好きの幅が広すぎると自分の力では選択出来ず、すぐ小さな画面に頼ってしまう。

ユリゲラーによって曲げられたスプーンのような猫背をしてiPhoneを指でなぞる。

休日近場で1人で遊べる場所。
一定のシチュエーションにおいて最適な言葉。
世間知らずの為の公共の場でのマナー。


選択肢の中で1番評価の高い映画、ラーメン屋、歯医者、日用品、音楽機材。

すぐに出てくるんだもん。

"無人島に何か一つ持って行くとするならiPhone"と言ったJK。

彼女のは無人島生活に欠かせない便利アイテムの数々を捨てスマートフォンを一番に選んでいる。

優柔不断で自意識過剰な僕にとっては、日常における数々の選択肢という無人島においてナイフや火打石より欠かせないアイテムだ。

いや、iPhoneに頼ったけどさ、なんの曲聞こうかめっちゃ迷うよ。シャッフルしてもなんか違うしさ、今新譜聞く気にもならないんだよな。
う〜んまぁ、今はNew Jeansかなやっぱり。

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