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練習の科学④意図的な練習を実践するための3STEP

練習の科学シリーズの4回目です。

前回までで「意図的な練習とは何か」ということに触れ,練習するなら意図的な練習をしないと意味がないよという話をしてきました。

今回は「意図的な練習というのが必要なのはわかった。でもどうすればいい?」という疑問について答えていきたいと思います。

だいたいこういう知識を身につけたとしても,実際に自分がやるべき行動に落としこむことができる人がほとんどいないんですよね。

大事なのは情報を知ることよりも実践することです。

実践するためには,得た情報を自分なりに整理し,カスタマイズすることは必須なのです。

ということで,意図的な練習というものを僕が解釈し,実際にどう使っていくかを紹介していきます。

STEP1:自分の苦手なことを明らかにする

まず最初にするべきことは自分の苦手,弱点の特定です。

よく「得意を伸ばすか,苦手を直すか」という議論になりますが,やはり上達するという面では苦手を直すほうがレベルの上がり方は段違いです。

人は自分の欠点に向き合うことが苦手なので,どうしても得意で慣れていることばかりを練習しがちです。

練習会なんかで何も考えずに踊っていると,気持ちよく踊りたいという気持ちで自分が得意なことばかりをやり,結果あまり上達してないということになりがちです。

苦手なことを練習するのは,はっきり言って不快です。

ですが,意図的な練習には不快が状態が必要不可欠です。

苦手を克服するために,不快な状態におちいることは覚悟しましょう。

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