見出し画像

20代前半に経験したドン引きなストレンジャー達ランキング

最近つくづく思うのです。小さな縁も大切にすることが、末広がって自分の人生が好転したり更なる良縁に結びつくのだな、と。なので出会う人には暖かい気持ちをもって接しよう、私という人間に優しくしてくれることに感謝して生きよう、と思います。しかしながら人間なので、万人にそう出来るかといったら難しいのです。特に、ナンパ?のような突撃且つ一方通行な接触には、たとえ純粋な好意であっても申し訳ないけれど命の危険を察する恐怖を感じるばかり。今日は20代前半の頃に頻繁に遭遇したストレンジャー達(一方的に話しかけてきた見知らぬ人々)をランキング形式で書きました。なんの役にも立たなそうだけど、「恐かった」体験を書くことでこの体験が成仏して二度と起こらないといいなと思っています。読む人はわ〜やばい(笑)くらいの軽い気持ちで読んでもらって全然構いません。

第3位 歩く速度をシンクロさせ至近距離&超早口で「雰囲気が好みなのでお茶でもしませんか」と言った小柄で細みのサラリーマン男性

都内某駅構内での出来事。駅近モールから地下鉄に行く道中で遭遇した。素直に、恐かった...!!!元々急ぎ足で移動していたけど気付いたらすごく近かったしすごく速かったし、殺される!と思って「すみません!!!」しか言えず一旦逆走してから地下鉄の方へ全力で走った。走りながら、言ってることはまともだったかななんて思った。いやいや恐かったわ。たしか夏で、この時着ていた服は暫く怖くて着られなくなった。

第2位 「え!ちがう?ちがう?」と疑り倒す中年男性

別の都内駅構内で友達と待ち合わせていた時。当時大学3年生。いつも友達と入る雑貨屋の前で遅れてくる友達を待っていた。何か正面から視線を感じ、先を見てみると、見た目50歳以上の男性がじっとこちらを見ている。視力が衰えてくる頃だから何か表示を読んでいるんだろう、と思い視線を逸らした。すると近寄ってきて、「ちがう?え?なに?ちがうの?本当?!」と驚愕するおじさん。振り返っても私の後ろは壁。何?私に聞いているの...?ポカン...としつつもヤバさを感じ全力で首を振り続けた。違います!とか、なんだよ?とか、全然声は出なかった。そしておじさんはどこかに歩いていった。後々来た友達に怖かったよ〜と話すと「それあれじゃん?自分のパンツとか売ってる人だと思ったんじゃん?ちかみたいな大人しそうな子が意外とやるんだよ。」と聞いて具合が悪くなった。げ、なんじゃそりゃ〜! 実際そういう話も無きにしも非ずだったので、自分がそんな人間だと思われたの...?と怖さの後に悲しさが来てちょっと凹んだ。

第1位 「そこに車あるから乗ってよ。」と話しかけ、仲間が乗っているボックスカーを指さしてきた青白い顔の男性

ヤバすぎて怖すぎて忘れられない。当時、大学卒業ギリギリまで自宅近くの居酒屋でアルバイトをしていた。自宅からバイトに続く細い道で「ねえ!」と話しかけてきた男がいた。え?こんな所に知り合い?と思って振り返ると見たこともない男だった。歳は30代〜40代に見えた。「そこに車あるからさ、乗ってよ。ご飯食べに行こう。」と、隣の道で仲間が1-2人乗っていた車を指さしてきた。これ絶対、殺されるやつだ!どうしよう!家戻ってもダメだしバイト先行ってもバレる!ーパニックである。何にも答えないまま無視作戦で暫く歩き続けたが付いてくる。バイト先も近づいてしまうのでヤバい、と思って、歩いていた道を逆走し、車が入れない路地から回り道をして走ってバイト先に逃げ込んだ。1週間、同じ道が歩けなくて、回り道して出勤したら店長に「最近おそいよ。あと10分、早く来てね!」と言われてしまったな。でも本当に生きてて良かった。その後幸いにも遭遇しなかった。というか私が海外に発ったのだけど( ̄∇ ̄)

果たしてナンパと言えるのかわからないけど、どれも何となく陰湿でイヤな感じと恐怖心がミックスされていた。いわゆる大殺界とか悪いことが起こりやすい時期だったのかもしれない。もしかしたら人間じゃなかったのかもしれないとか、パラレルワールドに行っちゃったのかもしれない!とも思う。それはそれで怖いが。怖がりな私にはどれも心臓に悪かったし、ちっとも嬉しい気持ちがなかった。元々よく道を尋ねられたりするほうだが、稀にこういう事が起こると素直に親切にすることが難しくなる。そうやって世知辛さに繋がるのは悲しいものだ。

若い子や他の女性が彼らのような人に出会い、怖い思いをしなければいいな、と思う。あとこういう時、体験を話すことの恥ずかしさがあって、茶化されるのも嫌だなと思って人に相談できなかった。相談しなくてもこういう風に書き出すことで「もう大丈夫!」と思うことも大切かな、と思う。

人生は選択の連続。季節の変わり目も戦慄ストレンジャーには男女問わずご用心。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?