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◎ ジャニオタがママになった話 。



2022年6月15日午前10時35分
2348gの小さめ女の子が我が家に誕生しました


予定日の朝に高位破水し、翌日に誕生した娘

予定日当日に誕生した夫氏の血をしっかり継いでますね


そしてなんといっても田中樹と同じ誕生日!
(母であるわたしはマッチと同じ誕生日)

ジャニーズタレントと同じ誕生日というのも
(マッチは退所したけど)
わたしの血をしっかり継いでますねぇ


そんな娘が誕生するまでの忘備録と
誕生してから今日までの
てんやわんやの日々をつらつらと

…………………………………………………………………………


破水する前の最後の妊婦健診は39週3日
(ここまでくると本人よりも周りがソワソワしだす)


子宮口は柔らかくなってるけど
指一本入ったらいいかなどうかな程度で
予定日までに本陣痛くる確率は
医院長の経験的に30-40%くらいかな、と
(思ったよりも高かった)

健診の度に問題はないけど
少し小さいねと言われてて
この時は推定2600gとみてたんだけども
推定は推定でしかないので
もうあと1週間くらいお腹の中にいてくれたら
医院長的には安心だなあって言われてました

個人的には気持ちがもたないので
わりと悪阻のときから思ってたけど
37週入ってからはより『はよ出てこい!』って思ってた

よく言う、身体が重いのが耐えられないかいうことはなくて
それよりも日々の体重管理とか
食べたいもの好きなものを好きなときに食べられないこととか
そういうメンタル的な苦痛に耐えられなくなってきて
臨月入ってから体重は何故か減ってて
それよりも血圧が高くなっててピンチで
それにもヒヤヒヤして怖かったのもあるし
前駆陣痛とやらも地味に痛いし
本陣痛にいつ繋がるかわからないから
気持ちも持たなくて…

なんせ初産、本陣痛の痛みがわからない!
生理痛のめちゃくちゃ痛いバージョン?とか
よく言うけど経験してみても “それはなんか違う”っていう…

結局言葉にできない痛みなわけです、本陣痛

(まあ、ほとんどもう覚えてないですが←)


朝方に前駆陣痛を感じることが多かったので
朝ふつうに起きれると『ああ、今日もなんもなかったわ』って
しょげることが多かったんですが
予定日の朝食後、おりものシートをこして
ショーツに水っぽい何かがしみてて

うーん、きっとおりものじゃないかなー

なんて思いながら、まあ、予定日だしなー
って産院にとりあえず電話して

『予定日だし陣痛バックと入院バックもってきてー
違うかったら荷物産院置いてっていいからー』

と言われたので、荷物置きに行く感覚で雨の中産院へ


とりあえず検査?してもらって
モニターもつけてもらって
そんな期待せず結果待ってたら
破水の始まりのところだそうで
即入院と言われわたしも夫氏も身内もびっくり

破水って突然くるんですね…(そりゃそう)

よく気付いたねレベルの破水でした


定期的な張りはあるものの、
陣痛に繋がるような痛みはなく…
昼食をおいしくいただいてから

点滴のカテーテル、子宮口開いてないのでバルーン、
無痛希望だったのでそれらの処置

を、本来なら陣痛に耐えながらするであろうことを
陣痛がくる前にできたからミスることも無く終えて
(ちなみに点滴が1番痛かったし馴染むまで時間かかった)

夕方ぐらいから定期的な痛みが!

夕食いただきながら関バリ聴いて
『末澤〜痛いよ〜助けてくれ〜』と
病院のベッドで耐えながら
推しの声がきこえなくなった瞬間
もう無理助けてくれとナースコール

陣痛室に移動してひたすら耐える
無痛分娩とは?????

バルーンがとれてるわけもなく
モニターで3-4分間隔で痛みはきてるけど
頑なに開かない子宮口さん

気づけば夜勤帯に突入し
麻酔を懇願してもリスクが高いからだめと
朝方までただただ耐える…耐えるのみ…
無痛分娩とは??????

腰とか足の付け根に痛みがくるタイプの陣痛で
腰砕ける助けてくれって助産師さんに泣きつき
これいるんか?と思ってたカイロと
産院の湯たんぽを重宝しました
あたためたらめっちゃマシ

ほとんど寝れずに過ごして翌日、
(前日もほとんど寝れてなかった)

5時から圧倒的に痛みが変わってナースコール
諸々準備してもらってついに6時にバルーンが抜けた!
(それでも子宮口4cm)(絶望)

促進剤いれて、麻酔いれて、
2時間がんばって
医院長にみてもらったら
『7-8cmひらいてる!思ったより進み早いね!』
(2-3日かかると見込んでたらしい)

産院サイドは急にドタバタしだして
日勤帯の助産師さんが到着してすぐ
『夫呼びな!!!せっかく立ち会いできるんだから
陣痛から一緒にいてもらわないと!』って
言ってくれて夫氏を召喚

小雨の中チャリをぶっ飛ばして
産院着いた頃にはもう分娩室いくよ!って
わたしも夫氏も医院長もびっくりな展開
(夫氏着いた時点で娘の頭見えてたらしい)

早すぎん?ほんまに初産?

陣痛室移動して(ほぼ記憶なし)
いきむ練習しましょ〜て1回練習し、
医院長登場、血圧爆上がりのため
吸引分娩&会陰切開をしながら
2回いきんだら泣き声が分娩室に響き
やっと終わった、と安堵でちょい涙

分娩室入ってからでてくるまで早すぎん?ほんまに初産?(2回目)


ちなみに陣痛室でシャッフルで流してたプレイリスト
娘が誕生した瞬間に流れてたのは

Hey! Say! JUMP “御伽と知る世界

でした!

血は争えないね〜!!!!!


だっこしたり写真撮ったりしながら
全ての処置が終わって医院長にお礼言って
気付いたらわたしは寝てた
(今思えば多分気絶)

出血多量で産んだ瞬間から普段の血圧に戻ったし
無痛の麻酔の副作用で嘔吐もし
わりとフラフラの状態だったみたいです

普段より長めに分娩室にいたらしい

病室に車椅子で移動しましょってなって
分娩台から車椅子に移動するまでに
また1回倒れてしまい…
嘔吐もし、ほぼ無理やり病室まで行ったので
夫氏ときちんとバイバイできず(面会は不可)

安静指示がでて、鉄剤処方され、尿管も繋がったままで
この日は娘とゆっくり会えなかった


ヘロヘロだけど、スマホ見たらLINEの通知えぐえぐでびっくり

前日の夕食から何も食べれず、この日の夕食も食べれず
ほぼ1日何も食べれなかった
いっぱいお菓子持ってったけど
ほぼ食べずに持って帰ってきた←


後陣痛は思ったよりひどくなかったかな
陣痛のときに痛かったところがめちゃくちゃ痛かったけど
湯たんぽもらって耐えしのぐしかなかった
(でもこれは後陣痛では無い気もする)(ロキソニン効かなかった)


翌日の朝イチで娘が病室にきて
いよいよ母子同室か〜!ってソワソワしてたら

『ミルクを吐き戻してしまってうまく身体に取り込めなくて、体重がどんどん減ってるから近くのNICUのある病院に転院します』

とのお話があり、救急車で娘は大きな病院へ運ばれました

この日は何が起こってるのか何が何だかわからず、
とりあえず夫氏に諸々の書類関係をお願いして
不安でたまらなかったけど身内に報告もして
各所で慰めてもらいつつメンタルを保って

『産後休む時間をくれたんだよ、ゆっくりしな』


と周りには言われるけれどそう思えなくて
臨月のときに体重増えなかったのがまずかったのかな、とか
血圧が高くなったのがよくなかったのかな、とか
早く出てこいって思ったのがよくなかったのかな、とか

まあ、色々考えたけど、
お医者さんにも何が原因とか分からないと言われて
お産のストレスで環境の変化に戸惑ってるんだろう
ってのが1番しっくりきた(なんせ秒で出てきたから)


産後2日から毎日産院からタクシーで20分ほどかけて
娘のいる病院に1時間面会しにいって
身体は正直きつかったけど
母乳でるのに届けないのは娘に悪いし
やっぱり娘に会いたいし
NICUに入れるのはわたしだけだし
産まれたてって毎日顔が変わるから
写真で残したいしで
結構無理くり身体を起こして行った
(のちに行った整体で少し怒られる)(でも仕方なくない?)

夜中に響く赤子の泣き声が
隣に娘がいないことを思い出させて
泣いてしまって寝れない毎日で
お願いして1日早く退院した

突然入院になったから
夫とふたりで過ごす最後の休日を
娘がくれたんだとその時は思えた


幸い毎日行くたびに調子はよくなってくれて
ほぼ最短の1週間で退院できた娘
(でもこの1週間が結構メンタル的にきつくてトラウマレベル)

その退院の日に義母が2週間手伝いにきてくれて
てんやわんやしながらも楽しく過ごせた

義母が帰ってから魔の3週が始まって
寝てくれなかったりギャン泣きがつらくて
わたしも度々泣いてしまったりしたけど
今はそれでもなんとか楽しくやれてるつもり
(保健師訪問でも1ヶ月健診でもメンタルがグレーゾーンではあったけど)

毎日可愛い可愛いって言ってて(ただの親バカ)
同じ毎日が繰り返されてるわけではなくて
毎日新しい発見があって、驚かされて
コロコロ変わる表情に笑わされて
1日があっという間に過ぎる


夫氏にもっとこうしてほしいとか
なんで起きないのよ!って内心キレたり
『ママじゃないとダメみたい』って
すぐ心折れて諦めるところはあるけど
それでもとても育児に協力的だし
ふたりで育ててる感覚はあるから
ありがたいなーって思ってる

まあ、ほら、トツキトオカも一緒にいて
夫氏よりふたりで過ごしてる時間も長くて
授乳もしてるわけだから
それと同レベルぐらい一緒にいないと
ママを越すことはできないんじゃないかとは思う

し、今くらいママじゃなきゃって
娘自身も周りにも思ってもらわないと
わたしのメンタルがもたない 笑

実際、義母の抱っこで泣き止んで寝た時は
シクシクしてしまったし…
(のちに、ギャン泣きは甘えだと知る)

あの1週間があったもんだから
娘が誰かに取られたりしないかと
ビクビクしてしまう

産んだ直後に離れたから
誰かに我が子を取られたような気持ちになってしまって

その気持ちを忘れない限りは
いや、忘れることは無いと思うんだけど
娘のためになんでも出来るし
“‪わたしが” やってあげたいと思う

よくないなとわかっていながらも
夫氏がある程度時間経っても
うまくあやせなかったら
手を差し出してしまうし
それが嬉しいときもあれば
『いいよな、頼れるひとがいて』
『これでわたしがうまくいかなかったらどうするの?
誰を頼ればいいの?』と
若干ひねくれた気持ちになるときもあるけど

そのうち、ママはすぐ怒るからとか
パパは何しても何も言わないからとか
そういうちょっとした理由で
パパっ子になったりするから
今だけかもしれないなと思って
ネガティブな感情は捨ててる(つもり)

そんなこんなの今週末のサマパラなので
お互い不安に思いつつ、でも
行ってきていいよって言ってくれたし
Aぇ!groupはこのまま誰も感染することなく
幕を開けて完走していただきたい所存

わたしはこのために
1ヶ月がんばらせていただいたので…

ママになったからって現場に行っちゃダメとか
そんなのうちのルールにはないし、作らせない

さすがに遠征とか泊まりはしぶるけど
(そんな中TDCでAぇ!groupの現場が決まるってもはや運命では?)

夫氏は在宅とはいえ平日とか深夜は
ほぼワンオペでがんばらせていただいてるし

これくらいのリフレッシュは許して欲しい
リフレッシュできるものがわたしにあってよかった

なかったら産後うつまっしぐらだよ
趣味って大事だね



産後すぐに無茶したせいで
思うように身体は動かないけども
妊娠期間中の不便さとかを思えばへっちゃら

産後1ヶ月、まだ本調子じゃなくて
思った以上にお産が身体への負担があることを
うっすら実感し始めているところ(遅い)

母乳のおかげで体重は産前とほぼ変わらずで
産前の服が着れて嬉しい限り
(もっと時間がかかると思ってた)

お産って全員が全員経験するわけじゃないし
経験したからってえらいとかそういうわけじゃないけど
経験できてよかったなと思うし
お産は命懸けってマジなんだなと思った

未だにわたしが産んだのか疑問を感じるし
あの2日間は夢?なんて思うくらい
遠い記憶というか、ぼんやりしてるような
胎動を感じなくてひっこんだお腹をみると
やっぱり少し寂しい

こどもが好きだから痛くなければいくらでも産みたいんだけど←

待望のお子ちゃんだったので
夫婦共々ほんとうに幸せな毎日

思う存分可愛がってあげたい

けど

夫氏とふたりでおでかけできなかったり
ゆっくり談笑しながらご飯食べたりできなくて
娘の話が中心で他愛のない話も少なくなって

少し…ほんの少しの寂しさはあるのは事実


早く3人でのおでかけができたらいいな


願わくばジャニオタに育てて
一緒に現場に行くのが夢

生後4日とかでカメラ向けたらピースするギャルで
足癖くそ悪いしよく動く娘だけど
これも田中樹と同じ誕生日だから仕方ないよね(仕方ないとは)(田中樹に失礼)

今のところダイヤモンドスマイルが好きぽい

わかる、母もこの曲好き

願わくば、同じグループ推したいけど(小声)


1年前はこんなに楽しい生活が1年後に待ってると思わなかったなあ

全部通してやっぱり1番辛かったのは悪阻期間だった
終わりが見えない戦いは辛い

それにわたしがお産した産院の無痛分娩は和痛分娩だった
それでも麻酔しなかったら
痛み云々よりも血圧があれ以上に上がって死ぬところだった
医療の進歩にただただ感謝

臨月入ってからお産への緊張で血圧上がって
当日もっと血圧上がるって怖い
ふだん血圧低い方なのに…
次のお産がもしあるなら気をつけなきゃいけないし
自然分娩は無謀(白目)

きっとこれから『2人目は?』攻撃が待ってるんだろうけど
今は娘を存分に可愛がってやりたい
子どもはいくらでも欲しいけど
恵まれないなら全然娘だけで満足
ひとりっこはひとりっこの良さがあるはずだから

決して楽な妊婦期間でもお産でもなかったから
軽い気持ちでは望めないなーっていうのが今の気持ち

新生児をみるとまた抱きたくなって
羨ましくなって欲しくなるとは思うんだけどね



2人目うんぬんよりも今は
まだ娘の誕生を喜びたいし
娘の成長をゆっくり見守りたい


このご時世の中、トツキトオカ守り抜いて
見事この世に可愛いお子を誕生させ、
命懸けでがんばったので
この夏の現場心置きなく楽しみたいと思います
だから現場中止にならないでおくれよ!!!!




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