おくやん旅行記(ベトナム:ファーストステージ編)⑫
日本人街「レタントン通り」
Grabでタクシー移動まで考えたんですが…
この近辺にタクシーがいない。いや、混んでいて来れないのか。今まですんなり見つかり過ぎてたのかもしれないです。目の前を見ると渋滞してます。
そうだ!こんな時は…禁断のバイタク乗ってみるか!
自分の体重を考えてタイでは使ったことのなかった、バイタクに乗ることにします。
Grabで見つける前に、目の前に私の1/2ぐらいの体重のおっさんがおいでおいでしてます。
…話のネタに1回乗ってみますか。不安しかないですが…
思いの外、快適です。後ろに乗っているデカ物のせいで、最初は多少よいろめいていたのですが、途中から安定してきて快適な安全運転になってきました。
さすがプロです。
風が気持ちがいい。火照った体を横を流れる風が涼ませてくれます。
あっという間に目的地である日本人街「レタントン通り」に到着です。
タクシーより快適でした。もちろんノーヘルなんで、落ちたらどうすっかなとか考えましたが、すごく安心して乗れました。
ヘルメットがなくて直接風を感じることもできました。
お値段と言えばタクシーよりも高い。15000ドンでした。
ちょっと楽しかったので、5000ドンほどチップをあげました。
初バイタク記念で写真いいですか?というと、かなり嫌がってるので察して止めました。…証拠写真とかではないんですけどね。
降りて目の前にマッサージの店「SEN SPA」があったので、Googleで検索してみると、評価が高かったのでそこに決定しました。
外からの見た目からしてお高そうなんだが…
…行ってみよう!
店の前に立っている男の人に「やってます?」と言ってみると「OK」とのこと。案内されてフロントに行くと小奇麗な恰好をしたベトナムマダムがお出迎えしてくれました。メニュー表を見ると…やっぱり高いですね。
高級マッサージ店です。価格的にグレードが上もありました。
でも、ジャグジー+フットバス+全身マッサージで120分 1320000ドン=8千円ぐらいで2時間です。日本ならもっとかかります。
ここがこの旅で一番の出費になりました。
ウエルカムティーを飲んでゆっくり待っていると、ベトナムマダムが案内してくれます。
3階までエレベーターで上がりロッカールームでタオル一前になれという感じでした。
着替えても誰も来ないので、カーテンを開けタオル一枚で進むと、途中で男の人がジェスチャーでそこを曲がれといいます。
曲がると4~5人では入れそうなジャグジーがありました。
ジャグジーに入ろうとすると「ヘイ!」と呼び止められ、ベトナム語で説明が始まりました。おそらく「ジャグジーであったまったら体拭いてこの服着な!」と言っていたのだろうと思うようにしました。
…せめて英語で話してほしい…
ジャグジーは他の客もいないので貸し切り状態で入ると自動でブクブクが出る仕組みになっていました。
基本的には「烏の行水」なので普段は5分も入っていなかったのですが、関節が痛かったのと、待ち時間で効き過ぎのクーラーで体が冷えたので20分ほど浸かってリラックスすることにしました。
ジャグジーから出ると、さっきの説明解釈が正しければマッサージ着に着替えろとのことだったので竹細工の椅子に座ることにします。
横に「使ってください‼」といった感じのベルがあったので鳴らしてみました。
すると、紫のアオザイを着た女性が着て、指で「こっちこいやー!」のようなジェスチャーをするのでついていくことにします。
エレベーターで7階に移動します。
個室に入ると、椅子に座ってくださいと日本語。
え? 日本語OKなんだ。
足湯を持ってきてくれて、湯の中でもんでくれます。気持ちいいなーと思うと、「少し、入っていてください」と一旦退場します。
戻ってくると、ベッドでマッサージするとのことで寝転がります。
マッサージは上手かったのですが、関節が痛くて揉めばもむほど痛いと思ってしまいました。
さて、無事(?)に終わってどうしようと呆然としてしまいます。
この後どうしよう…
すっきりしていないうえに、関節痛や腰痛まで出て聞いちゃいました。
Thai Van Lung通りを昼間に歩く
このまま戻るのもなー
でもだりーしな。
やる気のない思考をしながら、少し歩くことにします。
血の巡りが良くなったのか?風邪が悪化したのか?なんかふらふら歩いています。
真昼間でしかも気温39度です。
だからなのか分かりませんが異常にのどが渇くので、コンビニを探す事にします。
ファミリーマート発見して中に入り「みかんポイ」ジュースとベトナム版「巨大ヤクルト」とポカリスエットを買います。
ヤクルトとポカリを瞬殺で飲み干し、日陰を探して休憩しようと周りを見ると、ファミマの横に裏通り発見にます。
異様に真っ青の空から注ぐ日射は私にはきつ過ぎます。
…裏通りに避難することに決定。
ここなんか見たことがあるなーと思いつつ、ベンチがあったので勝手に座り休憩します。
あ‼ ここって歓楽街だ。
YouTubeで見たところです。せっかく日陰になっている裏通りなんで探検しますか。
奥に進むと人がいないかと思いきや、白いスケスケアオザイのセクシーな女性たちに遭遇します。ピンクのネオンが点いています。「シャチョウサンドウですか?」
「バイバイ!またねー」と誘惑を振り切りながら、さらに奥に進みます。
制服がアオザイからチアガールとかになるだけで基本的には同じような感じでした。
裏路地でも歩くと日陰なんですが風の通りが悪くて居心地が悪い感じです。
涼しいところで休みたいのでさっきのコンビニに戻り、買い物をするふりでをして涼みます。少し元気が戻ります。
時間もあるのでどこに行くかな。
ベンダイン市場に再度行ってみて考えるか。
やばい…めまいが…
今度はスムーズにGrabでタクシーをゲットできました。
ベンダイン市場のロータリーっぽいところに到着しました。
タクシーを降りると、定番のサングラス売りと3度目の遭遇を果たします。顔が分かっているんでしょう。ちょっとニヤケています。買わないですけどね!
また市場に入ろうと、人がいなさそうなゲートへ向かいます。
突然、目の前がぐるぐる回り始めます。めまいだな。日陰だったので壁際まで移動して少し休憩します。
日陰で休憩中に、ロータリー向こう側にタイで以前見た感じの作り方のビルが目に入ってきます。デパートとかできるんだろうな。
変な汗が止まらないし、さすがにちょっとやばそうな感じがしてきました。
暑さで体力を奪われてたんですかね。体調が悪化してます。ここで倒れたら…身ぐるみはがされちゃいそうなんで緊急避難することにします。
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