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お山のお産#02

こんにちは!このページを訪れていただき、ありがとうございます。

さぁ、前回パパへの恨み節たらたらで終わったお山のお産#01。#02はハッピーなお話になるのでしょうか!?笑
そもそもめっちゃ時間が空いてしまったので、色々と抜け落ちているかもですが・・諸々ご了承ください。苦笑

そんなこんなで、産院を探し始めた私。2018年5月に東京で第一子のはやちゃんを出産した時は選択肢がほぼなく、近くの総合病院(東京医療センター)一択でした。(住んでいた場所柄、個人の産院やクリニックはめちゃめちゃセレブな感じで費用もお高く…そんなにお産に対して理想とかこだわりとかなかったので迷うことなくそこにしました。)
その時の出産は産後の胎盤を出すのと会陰縫合はめっっっっちゃめちゃ辛かった記憶があるものの、その他は特にネガティブな印象はなく、「2人目もまた総合病院でいっか」くらいに思っていました。

でもここでふと沸き起こるパパへの恨み…。

「どうせ産前も産後も休む間もなく出産・育児で大変な思いをするのは私なんだから、出産で入院している間くらいセレブ~な時間を過ごしてもいいのでは!?」と、そんな考えが頭に浮かび、入院食が美味しそうでエステとかもしてくれるクリニックも候補にあがってきました。
そして夜な夜なインスタなどで情報収集していたところ、総合病院ならここかなと思っていた「静岡県立総合病院」の検索で出会った一つの投稿。まき助産院の投稿でした。

「へぇ~助産院か~助産院でお産できるのか~へぇ~………自宅出産……?…自宅出産かぁ!なるほど!?その選択肢、全く頭になかった!!」

そうなんです。前回のお産に特に大きな不満もなく、今回も特に大したこだわりも持っていなかった私は、当然自宅出産だなんて素敵でおもしろいファンタスティックな選択肢、この時まで全く思い付きもしなかったんです。
でもこの投稿を見て何かピンときたのか、なんと私、次の日にはまきさんに連絡をしていました。しかも、たしか、「産む場所悩んでます、相談したいです。」とかではなく、自分の家の住所を書いて「うちは割と山奥なんですが、それでも自宅で出産できますか?」的な感じで、自宅で産む気満々でメールをした覚えがあります。

そして初めてまき助産院へ見学へ行った日。2022年3月14日。おうちのような(実際にまきさんのおうちではあるんだけど笑)あたたかい雰囲気とほっとする空気で、妊娠したことへの戸惑いとかもやもやとか色々すっ飛んで、ネガティブな感情の9割くらいはもうなくなってしまっていました。

初めてまき助産院を訪れたとき、先にもうお一方お客さまがいらっしゃいました。その方はまだ妊娠していないけど、次産むなら絶対助産院で産みたい!ということでお話をしにきていた方でした。
(後日談ですが、なんとこの方と約一年後に再びまき助産院で再会したんです!まきさんのところで産んだ方が集まる産後健診の場で。そう、その方、あの後妊娠してまきさんのところで出産されていたんです!感動!)

その方のお話を聞きながら、最初の問診というか、アンケートというか、色々を用紙に記入していきました。そして、そこに書かれているチェック項目を見て初めて、「あ、地理的な距離とかだけじゃなくて、助産院とか自宅で出産するには年齢とか既往歴とか色んな条件があるんだ・・」ということに気が付きました。
幸い、私はどのチェック項目にも引っかからず、私自身の身体的にはどうやら助産院や自宅での出産が可能そうということがわかってきました。

それから、はじめましてのまきさんと色んな話をしたと思います。色んな話をしました。もう時間が経ってしまって細かいことは覚えていないのですが(こういうとこ、私のほんとよくないとこ。笑)、話の節々から、「子どもはもちろんだけど、子どもだけでなく、母(私自身)もとても大事にしてくれるところ」「一つの固定された価値観だけにとらわれないところ」「ポジティブに柔軟に広く大きく受け入れてくれるところ」にとても惹かれました。(余談ですが、私が関わっている大好きな団体のミッションが「こたえていく、かなえていく。」で、まきさんからも「こたえていく、かなえていく。」という印象をすごく強く受けて、安心したのを覚えています。)

とても惹かれているところでおわかりだと思いますが、もう私は初対面のこの日、初対面のまきさんと一緒に産む気になっています。笑

が、しかし。
まきさんから、「でもこんなにお山の方は初めてなんだよね~」の一言。

「…え!?私、今日このたった数分の今の時間だけでめちゃめちゃまきさんから『OK、やろうぜ!』『(あなたの想いに)こたえていく、かなえていく!』的な感じすごく強く感じていたよ!?まさかのやっぱりお山は無理なの!?」と頭ぐるぐるな私。でも、まぁ、冷静になったら今日初めて話聞いたばっかりだしね、まだ家族にも誰にも何も相談してないしね。

ということで、私も一回おうちに持ち帰ってどうするか考えることになり、そして、まきさんも、まきさんのお産をサポートしてくれる助産師仲間さんたちに相談してみる、とのことになりました。
(まきさんをはじめ、静岡の素敵助産師さんたちは、自宅出産や助産院での出産の際、担当助産師1人だけではなくて助産師3人くらいのチームをつくってお産をサポートしてくださっています。)

さぁ、私はお山で出産できるのでしょうか!?笑
つづく。


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