![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95835442/rectangle_large_type_2_62a739a04e543ec10ea5689cfe3a1206.jpeg?width=800)
Vol.2「今ここを生きる」 byおくたま文庫@奥多摩
![](https://assets.st-note.com/img/1672800081430-WrqniCQLnn.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1672800081364-w0SGRfbWDt.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1672800081236-nmIWFsZuU9.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1672800081504-vNbZJCLdq1.jpg?width=800)
『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の著者、岸見一郎さんが、
「どうすれば人は幸せになれるか」について公演された際、
アドラー心理学やギリシア哲学に基づいて次のようにお話されました。
『どうすれば人は幸せになれるかに関するポイントは、
「今ここを生きる」ということです。
アドラー自身はそんな気の利いた言い方はしていませんが(笑)。
彼はそれを「ザッハリッヒ(sachlich)」というドイツ語で表現しました。
これは"現実的"といった意味で、"即事的"という訳語を使っています。
平たく言うと「地に足が着いている」という感じでしょうか。』
後に続く言葉をもって要約すると、他者からの評価や過去・未来に囚われず、
覚悟を持って今の自分を精一杯生きることができれば、幸福度が上がるのだそうです。
泣きたいくらい、もっともです。
しかし、分かっていながらもどうしてもそれができない、
そんな人間らしい姿に情緒を感じ、
それこそが多彩な文化や物語が生まれてきた所以なのではないかとも感じます。
地に全く足がついていない私が言っても、なんの説得力もありませんが…
![](https://assets.st-note.com/img/1683340173936-0Jeuv9qRHU.jpg?width=800)
--------------------------------------------------------------------------------------
illustration,text /岡村ひろみ
古本と喫茶 おくたま文庫店主、原田治パレットクラブスクール11期生
白洲正子と日本酒とラジオが好きです。