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何故サウナが健康に良いのか?効果や入り方に関して

ビジネスマンは身体が資本です。年齢を重ねるにつれて健康の大切さを痛感しています。今でも意識レベルは低いかもしれません。去年の秋ごろからサウナに通うようになり、施設に足を運ぶとともにサウナが何故身体に良いとされるのかを学んできました。これはその復習のために書いた記事となります。身体への影響、健康に良いとされるプロセス、その他予備知識に関してまとめてあります。

サウナで健康を促進するためには、サウナ浴(加熱と冷却の交代浴)が必要となります。適切とされる入り方がありますが、サウナを経験すれば身体と相談し自分が最も適切と考えられる入り方を探し出す事が出来ると考えます。

※健康でない状態の方は医師と相談の上、サウナへの入浴判断を行ってください。

適切とされるサウナの入り方

「サウナ⇒水風呂⇒休憩」が流れとなっています。水風呂の箇所はシャワーで水をかける形でも問題ありません。

基本的に加熱と冷却を2~3回繰り返して入ります。これをサウナー(サウナ愛好家の名称)たちは、「2ラウンドした、3ラウンドした」と言います。サウナは基本的に裸で入ります。着衣があると汗が身体から逃げずに皮膚を刺激し火傷に至る事があります。また皮膚の水分蒸発を妨げる事になり、サウナの健康促進効果を得る事が難しくなります。

サウナに入る前にトイレに行き、身体を洗います。汗を良く出すために身体を良く拭いてからサウナに入ります。サウナに入る時間は各々ですが、1回に8~12分程度が良いとされています。長くても15分です。「アツい!もう出たい!」そう思ったら出た方が良く、長くサウナ室にいる事が健康を促進するものではありません。

また、サウナ中は何も飲まないのが良いとされていますが、多くのサウナー(約40%)は、水分を途中で摂取していますがそれはサウナの効果を最大限にいかすものではない事がわかっています。サウナ前、サウナ中にアルコールはNGですが、サウナ後のビールは最高に美味しいものです。

人間の適性体内温度に関して

人間の肉体的かつ精神的な活動維持のための体内温度は37度で一定に保たれてるとされています。外部環境に晒される皮膚と身体内部の温度差は4度が適正とされていますが、サウナに行った場合に20~80度の温度差を生む事が出来ます。これだけの温度差を身体の温度調整器官を総動員して、内部の温度を37度に保とうと身体が頑張ってくれます。その過程が健康に繋がるとされています。

サウナのアツさが身体へ及ぼす影響

一言で表すと身体中の血液循環量がアップします。下記が詳しい動きとなります。

汗で体温を下げようとするため、10分で約10ミリリットルの水分を蒸発(汗をかく)させますがこれだけでは、身体内部の温度を37度に保つ事が難しくなります。汗は皮膚表面を水滴として流れ、全身の皮膚の血管は拡張し、血液循環は速くなり脈拍は約50%上昇します。

サウナ室で吸い込む空気は、80~90度の温度になっていますが咽頭腔粘膜(口から鼻にかけての部位)が体温まで空気温度を低下させる働きをします。その際、咽頭腔粘膜の血液供給量は他の身体の箇所と比べると約7倍になります(血液を使い温度を下げるはたらきをする)。

加熱は肺のはたらきを抑制します。赤血球の酸素結合力は血液温度が高いと減少し低いと増加します。またサウナ室の空気自体が過熱で膨張し薄くなるため、肺の酸素吸収量が減少します。これは悪いことではなく、心臓と肺が頑張らないと体温調整が難しい事を意味しており、それ自体がトレーニングとなります。

心臓・血管・血液の動きとしては、循環する血液量を増やす動きをします。心拍数は50%上昇(健全な人だと約120前後)、血液を押し出す量も増加します。交換神経を使い心筋の収縮力を増加させて、1度に心臓から送り出される血液量は75~100%上昇します。この数値だと心拍数と血液量の関係から心臓と血管に負担がかかります。それを防ぐために毛細血管が拡大し、心臓の負担を軽減させるはたらきをします。血液自体は熱運搬と汗腺に対して材料提供の2つを行います。

サウナと身体の水分バランス

サウナーは、1分間に20~40ミリリットル、1回のサウナ(3ラウンドと仮定)訪問で0.5~1.5リットルの水分を失います。この水分自体は血液のものとなっているため、血液濃度が上昇します。ただ身体自体に回復機能があるため、例え水分を取らなくても1時間程度で血液濃度は元に戻ります。身体の水分を守るためここで腎臓が活躍します。尿の濃度を上げてさらに尿自体を減少させるはたらきをします。

サウナに入ってる間に水分を取らない方が良い理由を記載しておきます。人間が水分を摂取すると胃壁と腸壁が吸収し、それを血液に流します。もともと身体の機能で水分は補填される仕組みになっていてその過程で老廃物も除去します。水分摂取は身体が持っている能力を阻害する要因となります。

おわりに

ここに書いたのは一部の情報であり、熱伝導が直接的か反射的か?病気にどのようなアプローチがあるか?などサウナは歴史があり興味深いものとなっています。健康は資産の一つなので大切にしていきたいという話。

参考:サウナ・スパプロフェッショナルより

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