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論文まとめ【2021年12月編】
2021年12月にツイートした論文をまとめておくコーナーです!
38. 脳の機能が低下するかも?な食べ物5選
▼脳の機能が低下するかも?な食べ物5選
— おくさん (@Astella6174) December 30, 2021
・砂糖→脳内のブドウ糖の過剰摂取は記憶力の低下や海馬の可塑性低下につながる可能性がある 1)
・揚げ物→揚げ物をよく食べる人は学習と記憶のスコアが低かった 2) 揚げ物が炎症を誘発し、脳に血液を供給する血管が損傷することが原因?
37. パンデミックとお金
▼パンデミックとお金
— おくさん (@Astella6174) December 30, 2021
・56%の人がコロナ前後で経済的なウェルビーイングに対する認識が変わった
・77%が自分の経済状況に不安を感じており非常時の貯蓄額が増加していた
・約30%が衝動買いの原因をパンデミック関連のストレスにあると回答
・それでも20%の人は新しい経済習慣を身に着け始めていた pic.twitter.com/VaEotX5j0A
36. 自分への思いやりで心臓・血管も健康に
▼自分への思いやりで心臓・血管も健康に
— おくさん (@Astella6174) December 28, 2021
・セルフコンパッションを実践している女性は心血管疾患を予測する要素(IMT)のスコアが低かった
・この関係は、高血圧、インスリン抵抗性、コレステロール、抑うつ、喫煙等とは無関係に確認された
自分への優しさと思いやりは精神にも身体にも大事なこと。
35. 瞑想はメンタルには良くても経済的には不利?
▼瞑想はメンタルには良くても経済的には不利?
— おくさん (@Astella6174) December 28, 2021
・マインドフルな人は20%ほど高い割引率を適用した
・また、勝った株をすぐ売りやすく4%ほど富が少なくなっていた
先行データとは矛盾している点もあり、研究手法もいまいちなところがあるためまだ判断はできないが、とにかく今後の研究の行方に注目。
34. 恋愛関係の満足度が長期的にどう変化するのか?のメタ分析
▼恋愛関係の満足度が長期的にどう変化するのか?のメタ分析
— おくさん (@Astella6174) December 23, 2021
・40歳代まで満足度は低下し、その後は上昇・安定する
・交際開始から10年以上経過すると満足度が低下する
・子供がいるカップルの方が満足度が低い傾向にある
・40歳、交際開始10年後でも満足度の最大値の77%を下回ることはない
33. 彼氏彼女のスマホを覗く人
▼彼氏彼女のスマホを覗く人
— おくさん (@Astella6174) December 23, 2021
・パートナーからの拒絶や見捨てられることを強く恐れる人(愛着不安)はスマホののぞき見やパーティで別の異性と話して嫉妬させるといった行動をとる
・一方そのような戦略をとると、18か月後に愛着不安が高くなっていた
・つまり高い愛着不安と否定的な行動がループする
32. オキシトシンで嫉妬治療?
▼オキシトシンで嫉妬治療?
— おくさん (@Astella6174) December 23, 2021
・恋愛関係にあるパートナーが自分を裏切ったところを想像したり、ゲームで嫉妬心をあおったりしたところ、オキシトシンを投与されていた人はプラセボ群に比べて嫉妬心が有意に減少した
・まずいところを目撃されたときのためにいつもバッグにオキシトシンを…… pic.twitter.com/45P9n5lCJI
31. 無神論者は恋愛に不利?
▼無神論者は恋愛に不利?
— おくさん (@Astella6174) December 20, 2021
・無神論者は恋人としての魅力が低く、長期よりも短期の関係に望ましいと判断された
・肉体的に魅力的な人は不倫をしやすそうと判断されたが、その効果は無神論者の方が有意に大きかった
少なくとも米国南部で恋人を作ろうと思ったら無神論者はちょっと不利かも?
30. ストレスとアルコール
▼ストレスとアルコール
— おくさん (@Astella6174) December 20, 2021
・ストレスを感じるタスクに取り組んだ人は、その後アルコールを飲む量が多くなった
・男性は、ストレッサーの前にアルコールを飲んでいるとその後のアルコール摂取量が増えたが、女性は最初にアルコールを飲んだか否かに関わらずストレスを受けた後にアルコール摂取量が増えた
29. 大気汚染と救急車
▼大気汚染と救急車
— おくさん (@Astella6174) December 18, 2021
・大気汚染が心臓の疾患を悪化させる可能性は以前から知られているが、大気汚染物質濃度の高い日ほど、心臓発作による救急車の出動量が多かったそう
・気温が高いほど出動数は少なく、一方日照時間、風速、雲量などの気象条件との間の関連はなしとのことhttps://t.co/7GYELJ5cUb
28. フレンチブルドッグの健康
▼フレンチブルドッグの健康
— おくさん (@Astella6174) December 16, 2021
・43のうち20の疾患でフレンチブルドッグの発症リスクは他の犬種に比べて有意に高かった
・例えば、鼻腔狭窄が42倍、obstructive airways syndromeが30倍など
米国では2番目に人気のある犬種らしいが、見た目に対する人間の好みよりも犬の健康の方向に進化が進んでほしい pic.twitter.com/ZoZdgRlenP
27. 大気汚染とビタミンD
▼大気汚染とビタミンD
— おくさん (@Astella6174) December 16, 2021
・クウェートにおけるO3, SO2, NO, ベンゼン、エチルベンゼンの増加がUVB強度の低下と明確に相関していた
・UVBは体内でビタミンD3を合成するために必要
・クウェートでビタミンD欠乏症が異常に多い理由を説明できるかも?
大気汚染は肺だけでなく、骨や免疫にも影響を及ぼす
26. 大気汚染にさらされる量は肌の色で決まる?
▼大気汚染にさらされる量は肌の色で決まる?
— おくさん (@Astella6174) December 16, 2021
・どの大気汚染物質を見ても、有色人種はより多くの大気汚染物質に曝露していた
・誰が大気汚染の中で暮らすかを決定するのは、収入ではなく人種の影響が大
・人種間の格差は都市部の方が農村部より大きい
汚染の総量だけでなく、格差も無視しちゃいかん pic.twitter.com/5YWw2j1tV9
25. 生きがいと目標
▼生きがいと目標
— おくさん (@Astella6174) December 15, 2021
・家族への思いやりなど、「進化」に関連する目標を持っている人ほど人生の目的感も強かった
・「人生に目的がないと感じているのなら、社会的欲求の追求に向けて一歩踏み出せば、目的を感じられるかもしれない。目標の追求が人生の目的につながるのであって、その逆ではないのだ」 pic.twitter.com/jmYo4DiaWi
24. 骨にいいのは牛乳だけじゃない
▼骨にいいのは牛乳だけじゃない
— おくさん (@Astella6174) December 14, 2021
・十分量の野菜を8週間食べた人は、pHが高くなった
・CTX(骨のターンオーバーのマーカー)が19%減少した
野菜のカロテノイドは骨の分解と形成のバランスを整えてくれる。骨の健康のためにも野菜は一生大事。
The Journal of Nutritionよりhttps://t.co/ZSYwwjxcAN
23. 大気汚染観測のNewモデル
▼大気汚染観測のNewモデル
— おくさん (@Astella6174) December 12, 2021
・今までの手法では特定の汚染物質の存在が大量に見逃される可能性がある
・新しいモデルでは、実際に観測所で観測できていないデータ値を推定することで汚染現象を把握できる
外出の判断のほか、さらなる観測が必要な場所の把握にも役立っていいかもしれない pic.twitter.com/DZneZLPvIB
22. 大気汚染と脳、運動
▼大気汚染と脳、運動
— おくさん (@Astella6174) December 12, 2021
・UKバイオバンクの8000人以上のデータを分析
・脳の体積、白質病変に対する身体活動の効果は大気汚染レベルが向上するにつれて顕著に減少していた
一駅分歩こうとか言うけれど、交通機関由来で汚染レベルが高いと脳への効果は相殺されているのかもhttps://t.co/0kAQp1ePck
21. 優れたダッシュボードの条件
▼優れたダッシュボードの条件
— おくさん (@Astella6174) December 10, 2021
・複雑かつ動的なデータを大量に収集できる現代だが、ダッシュボードの使用法や直接的・間接的な影響はあまり注目されない
・「最高」のダッシュボードは、ユーザーの情報ニーズやタスクを正確に理解したうえで設計され、意思決定や意識向上に役立つ情報を伝えるもの
20. 地球に優しい食事は体にもやさしい
▼地球に優しい食事は体にもやさしい
— おくさん (@Astella6174) December 10, 2021
・サステイナブルなEAT-Lancetダイエットが人間の健康や寿命にもたらす効果を計算
・EAT-Lancetに沿った食事をしている人は早死にのリスクが25%低かった
・心血管疾患、がんによる死亡リスクはそれぞれ32%、24%低かった
食物の選択は地球の将来にもつながってる
19. 超加工食品が特に危険な人
▼超加工食品が特に危険な人
— おくさん (@Astella6174) December 10, 2021
・超加工食品が心血管疾患リスクを上げることは有名
・新しい研究によれば、超加工食品はすでにCVDを患っている人の2度目の発作や脳卒中リスクを高め、さらに命を落とすリスクも上がることが判明
食品のラベルを見るときはカロリーだけではなく栄養成分も見とくといいかも pic.twitter.com/ofbEh7cx26
18. 運動習慣を身に着ける秘訣
▼運動習慣を身に着ける秘訣
— おくさん (@Astella6174) December 10, 2021
・6万人以上のジム会員を対象に、来訪回数を増やすための54種類の介入の効果を検証した「メガスタディ」
・4週間の介入で行動に変化をもたらした方法はたったの8%
・最も高い成果を上げた介入は、休んだ後の日にジムに行くと少額の現金報酬がもらえるというものだった
17. 睡眠と代謝
▼睡眠と代謝
— おくさん (@Astella6174) December 8, 2021
・睡眠不足と睡眠パターンの乱れの両方が、代謝や血糖コントロールに悪影響を与えていた
・つまり、3時に寝て昼の12時に起きても体はその後の食事を適切に処理できていない
・その状態でエナジードリンクなんかを飲んだらさらに代謝障害を悪化させる
食事と睡眠のつながりは深いなぁ
16. プルーンはダイエットの味方
▼プルーンはダイエットの味方
— おくさん (@Astella6174) December 7, 2021
・プルーンは満腹感と食欲コントロールにポジティブな影響を与え、プルーンを食べた人はその後のカロリー摂取量が減少した
・また、プルーンを食べた人の方が平均して体重の減少量が大きかった
視力や心臓にもいいだろうし、おやつにするのはありかも? pic.twitter.com/l0lLCdQJua
15. 大麻の合法化はありか?
▼大麻の合法化はありか?
— おくさん (@Astella6174) December 7, 2021
・長期使用者は口腔内のA. meyeriが増加
・マウスの口にA. meyeriを入れたら、マクロファージ、βアミロイド(アルツハイマーに関わる)が増えた
・しかし炎症反応は誘導されなかった(謎)
大麻は認知症につながるかもだけど、既に認知症になっている人の改善には効くかも?
14. 座りすぎでメンタル悪化、のデータがまた…
▼座りすぎでメンタル悪化、のデータがまた…
— おくさん (@Astella6174) December 7, 2021
・パンデミック期間中の生活に慣れるにつれて、メンタルヘルスは徐々に改善した
・が、座っている時間が長い人は、抑うつレベルの改善が小さかった
座ってなくてもできる作業は意外と多い。それを少し置き換えるだけでもメンタルには大きな影響があるかも
13. TikTokのリサーチアジェンダ
▼TikTokのリサーチアジェンダ
— おくさん (@Astella6174) December 7, 2021
・既に10億を超えるユーザーがいるらしいが、研究は全く追いついていない
・特に若い世代の利用率の高さから、今までとは焦点を変える必要性が想定され、何より高い安全性が求められる
正直現実に追いつきそうにはない気もするが、それは放置していい理由にはならない
12. 健康のための人助けは受けるよりも与えるべし
▼健康のための人助けは受けるよりも与えるべし
— おくさん (@Astella6174) December 7, 2021
・家族や友人が困ったときには積極的に手を差し伸べると回答した人のみ、社会的な関係が慢性炎症の指標の改善と関連していた
・つまり、自分を支えてくれる人がいても自分が支えてあげられる人がいなければ健康には役に立たないかも
結局ギバーなのね
11. 目標を立てるのは楽しいのに実践するのは嫌なのはなぜか?
▼目標を立てるのは楽しいのに実践するのは嫌なのはなぜか?
— おくさん (@Astella6174) December 6, 2021
・ドーパミンは目標を設定するときと、もうすぐ目標を達成できるそうなときに急増する
・が、途中段階では分泌は少なくやる気が出ず、ほかの誘惑に負けやすくなる
・つまり、スモールゴールを設定し小さく前進と達成を体験することが大事 pic.twitter.com/dOPhcGiTYV
10. 夜勤に関連する健康リスクを下げる食事法
▼夜勤に関連する健康リスクを下げる食事法
— おくさん (@Astella6174) December 5, 2021
・シフトワーカーは糖尿病や心臓病、肥満のリスクが高い
・これって食事のタイミングが関係してるんじゃない?
・実際、食事を日中に限定した場合には血糖値の有意な上昇は確認されなかった
睡眠だけでなく食事のタイミングも体内時計に合わせるべきだ、と pic.twitter.com/oY5I1sl5XG
9. 人は情報をどう選んでいるのか
▼人は情報をどう選んでいるのか
— おくさん (@Astella6174) December 4, 2021
・情報の有用性、感情への影響、普段考えていることとの関連性、の3つの要素が情報を選択する際の大きな基準になる
・個人の情報選択の基準は数か月単位では比較的安定している
これからは情報を伝える側も、受け手の情報を選択する動機を把握しておくべきなのか? pic.twitter.com/86w4spQYcI
8. マスクやソーシャルディスタンス、手洗いでコロナを防げるか?のメタ分析
▼マスクやソーシャルディスタンス、手洗いでコロナを防げるか?のメタ分析
— おくさん (@Astella6174) December 2, 2021
・マスクで53%、ソーシャルディスタンスで25%感染率が低下
・が、ばらつきが大きく、当然ながら潜在的な交絡も多く予想され、おそらくマスクだけで53%も感染率が下がる可能性は低そう
やはりPHSMの評価は難しい… pic.twitter.com/NDcb9w1JSA
7. 世界で最も健康な国2021ver.
▼世界で最も健康な国2021ver.
— おくさん (@Astella6174) December 2, 2021
・健康リスク、水、寿命、栄養失調、死因の数等を総合考慮
・1位はスペインで、タバコや飲酒量が多いが、食事や運動、保険制度で圧倒。2040年には平均寿命が85.8歳で世界一になる予想
・日本は4位。肥満率が最低
スペインでは徒歩通勤の人が37%もいるらしい※米国は6% pic.twitter.com/NHnmRYqllN
6. 広告ターゲット
▼広告ターゲット
— おくさん (@Astella6174) December 2, 2021
・原則、広い範囲にリーチする広告の方がパフォーマンスは高まる
・が、既にある程度のブランド認知があり、ターゲットに対する深い理解を持ち合わせている場合にはより詳細なターゲティングの方がベター
・論理的には分かりやすいが、多くの企業がターゲットを狭める段階が速すぎる pic.twitter.com/K2QM1u9pKe
5. 年を取るほど利他的になる?
▼年を取るほど利他的になる?
— おくさん (@Astella6174) December 2, 2021
・同テーマの16の研究をまとめたメタ分析
・70歳くらいまでは年を取るほど利他的になるが、それ以上になるとそこまで増えない(肉体的限界?)
・収入や教育レベル、性別による違いは特になし
Aging and altruism: A meta-analysis.https://t.co/zoBkzoCzsJ
4. ロックダウンとルーティンの変化(英国)
▼ロックダウンとルーティンの変化(英国)https://t.co/t9ApBRnOu8
— おくさん (@Astella6174) December 1, 2021
・ロックダウン中は労働時間が30分前後減少
・回数を重ねるごとに通常の時間外に働く人が増えた
・女性は家事の時間が増えたのに対して、男性は食事や睡眠の時間が増えた
ワークライフバランスの調整はなかなか難しい pic.twitter.com/XZto7q1T8C
3. 大気汚染で馬鹿になる
▼大気汚染で馬鹿になるhttps://t.co/LCFUpouucD
— おくさん (@Astella6174) December 1, 2021
・中程度のPM2.5にさらされた人は認知機能のスコアが6点低下(100点満点)
・これは30歳の人が15歳年を取ったのと同じくらいの効果
・記憶力への影響が最もでかかった
・50歳以下の若い世代に顕著な影響が確認
こちらのミクロンも忘れちゃならん pic.twitter.com/6rUO0LZBxD
2. 通勤時間と仕事のパフォーマンス
▼通勤時間と仕事のパフォーマンス
— おくさん (@Astella6174) December 1, 2021
・業績が高い人は出勤・退勤時間のばらつきが小さい
・業績が低い人は通勤前、通勤中、通勤後いずれのタイミングでもストレスレベルが高く、通勤中にスマホを使うことが多い
・アクティブな通勤方法を使う人は生産性が高い
「通勤時間が一日の仕事を予測する」
1. インド人、在宅ワークで生産性爆上がり
▼インド人、在宅ワークで生産性爆上がり
— おくさん (@Astella6174) December 1, 2021
・インド人の半数が自宅で仕事をする方が生産性が高いと回答
・これは英、仏、独、日本などよりも圧倒的に割合が高い
・インド人のデジタル機器に対する使用意欲、活用のうまさ等が影響しているとのこと
・日本人はいまだにバーチャルよりも対面会議がお好み
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