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就活性必見!「面接のコツ」をデータで解説PART 2

前回に引き続き、就活の面接で使えそうなデータをまとめてみます。前回は、

  • 不安や緊張を感づかれる人とそうでない人の違いは何か?

  • ガクチカや強みは盛った方がいいのか、正直に話すべきか?

  • 通過率が上がる面接の時間帯はいつか?

みたいなところを取り上げました。今回は、

  • ナルシストの方が面接に通りやすいのか?

  • 服装で通過率に違いは出るか?

  • やっぱり即答の方がベターなのか?

  • イケメン美女の方が有利か?

  • ユーモアの面接の場に持ち込むのってどうなの?

などのデータを扱っていこうかと。面接以外にも初対面の相手との交流や初デートなどの文脈でも当てはまる話もあるんで、就活生、転職希望者以外にも参考になるところがあるんじゃないかと。ご興味あればご一読いただければ幸いです。


ちゃんとやる2

前回も「まずは社会人として当たり前のところをちゃんとしましょうねー」みたいな話をしましたけど、やっぱりその中でも「ちゃんとした見た目」は思っている以上に大事。

イギリスの採用担当者1,000人を対象にした調査では、就業規則で「個人的特徴による差別」が禁じられているにもかかわらず、51%もの企業が応募者の容姿を理由に採用を判断していたんだそうな。具体的には、

  • 43%がタトゥーを理由に不採用

  • 40%が服装を理由に不採用

  • 30%が髪の色を理由に不採用

にしたことがあると答えていたとか(障がいを理由に不採用にした企業は21%)。グリーン・カインの人事ディレクターであるアンドリュー・ブッシュ氏は、「雇用主は外見ではなく潜在能力で人を判断すべき」みたいなことを言っていて、確かに、タトゥーとかピアスは仕事のパフォーマンスとは無関係、仮に関係があったとしてもほかにも重要視すべき点はあるでしょうな。

とはいえ、この調査では、

  • タトゥーを無視するのは難しい(31%)

  • ピアスは気が散る(28%)

  • 服装は見過ごせない(25%)

といった結果も得られていて、事実9割の企業が「プロフェッショナルな身だしなみ」を重視しているみたい。「実力主義」とうたいつつも、前提としての身だしなみがなっていないとその実力に目すら向けてもらえない可能性があるぞ!ってところで注意しときたいっすね。

個人的にも最近就活でGDや集団面接を受ける機会がありますけど、暑くなってきてスーツが乱れてる、そもそもスーツじゃない人すら見ウケられたりするんで、案外面接官にとっての「当たり前」が共有されてないケースも多いのかもなーとか思ったりしますね。一度社会人の人に確認してみるのもいいのかも。

アレをESに書くと面接に呼ばれる確率が1.5倍になるぞ!

今年オックスフォード・エコノミック・ペーパーズ誌に掲載された最新の研究では、「アレ」の経験を持つ就活生や圧倒的に優遇されてるぞ!みたいな話になってました。

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