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多汗症なワタシ~自分の基準を押しつけない~

こんな記事を見つけました。

『完治困難な「多汗症」患者の苦悩 症状の深刻さ知られず』
https://news.livedoor.com/article/detail/18346585/


私は手汗が異常にひどいです。

友だちは「気にしすぎだよ」「そんなの大したことないよ」って言ってくれましたが、そのたびにバットでボールを打ち返されたような気分になりました。

あまりに汗がひどいので病院にも行きましたが、お医者さんは「大人になれば治りますよ」と笑って言うだけ(40年ほど前の話。最近のお医者さんはこんな対応はしないでしょう。たぶん)。

私は全然大丈夫じゃなくて、生活に支障がでるほど不便を感じていたから、誰にも分かってもらえないことが本当に辛かった。

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鉄棒はすべってつかめない、テスト用紙は濡れて書けなくなる、おつりを貰うときの店員さんの驚いた表情に傷つく・・・書ききれないほどの悲しいエピソードがあります。

「そんなの大したことないじゃん」「私の方が大変だよ」そう思われる方もいるでしょうし、もっと大変な思いをされている方もたくさんいると思います。誰かと比べて、自分が一番大変だとは私も思っていません。

ただ・・・

人の悩みの深さはその人にしか分からない
その人が辛いと思ったらそれは辛いということ

これ自分の経験から学んだことです。当たり前のことなんだけど、意外と忘れがちなこと。

私もついつい忘れてしまうこともあるけど、できるかぎり意識して、自分の基準を押しつけない人でありたいと願っています。

あなたのお気持ちとコーヒー1杯で半日がんばれます! 私にエッセイを書き続けていくエネルギーをください!