人間って面倒くさい
人間って面倒くさい。
空気読んだり、忖度したり、相手に気に入られようと頑張ってみたり。
そんなこと繰り返してると、だんだん何が本当なんだか分からなくなってくる。自分の気持ちすら見えなくなってくる。
相手に対しても「この人、また心にもないこと言ってるんじゃないの?」なんて疑心暗鬼になる自分がいる。
「良いものは良い、悪いものは悪い」
相手の気分に振り回されず、嫌われるのを覚悟でそう言って生きる方が人として信頼される気がする。
その場では嫌な顔をされたり、雰囲気が悪くなったり、言い合いになることもあるかもしれないけれど。
うちの夫は本当にハッキリものを言う。たまに失敗もあるけれど、後々それが「信頼」につながることが多い。
反対に、私は相手の気分を害したくなくて「なんとなくフワッ」とものを言うから、後々になって問題が発生することがある。
なんだか損した気分…。
猫は忖度なんてしない。
「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」って、人間の機嫌なんかそっちのけで表現してくる。私はそれでかえって猫を信頼するようになった。
だってウソつかないから。
優しい人・気配りができる人・相手の気持ちが分かる人…。そういう「称号」を捨てても、きっと私たちは生きていける。
持たなくても平気なものは「いらないもの」かもしれない。お部屋の断捨離はまだ手つかずだけれど、それより先に心のミニマリストを目指そうと思う。
あなたのお気持ちとコーヒー1杯で半日がんばれます! 私にエッセイを書き続けていくエネルギーをください!